ふゆひこがバーで飲んだりあれこれ食べたり

趣味は酒と葉巻きと音楽。食事は仕事なのか趣味なのかよく分からんおっさんふゆひこの食べ飲みの備忘録です。

2015年01月

酒の前に軽くパスタを@銀座コリドー街「GINZA TAPPO(ギンザタッポ)」



さて。

遅め………、というか遅すぎる朝飯を終えて。






これから何を飲みに行くかを考えた。

最後はカクテルかウイスキーかで悩んだんだけど。

そういえば、久しくお邪魔してない店があったことを思い出した。






神田から二駅だし、近くてちょうどいいや、って感じで有楽町の駅に降り立つ。

で、まあ、せっかくだから葉巻も吸いたいなって思ったから。

とりあえず並木通りを八丁目方面に向かって歩くことに。
















よくよく考えたら、このルートだったら新橋で降りるべきだった(苦笑)。

















そして。

ここが我ながらよく分からないんだけど。

「なんか、もう少し食べたいなあ。」

って思い始めた。











どうしてなんだ!?俺!?(苦笑)












とりあえず、葉巻を一本購入して。

そこから目当てのBARに向かう途中に友人がやっている店がある。

実は前回もお邪魔しようと思ったら終わってたんだよね。

だから、「今度こそ」っていう感じで店の前に着いたんだけど。





















「…………………………。」






















またしても看板が片付けられてるじゃねーか(涙)。





















「ま、いっか。終わってるにしても挨拶だけしてこーぜ。」

ってな感じで雑居ビルの階段を上がってすぐの扉を開ける。

そこにあるのが
「GINZA TAPPO(ギンザタッポ)」だ。






扉のガラス窓から覗くとカウンター席に空きはあるっぽい。

とりあえず扉を開けるとホールの女性スタッフが目の前にいた。

ふ 「独りなんだけど、空いてますか?」

女 「かんたんな料理でよければ……。」

なんてやり取りをしているとオーナーシェフのOさんが見えたので手を振ってみた(笑)。








ってなわけで、カウンターの一番奥の席に陣取る。

とりあえず生ビールを頂いて。

あれやらこれやら四方山話を。

この日の話題の中心は、予約とドタキャンとそれに纏わる事柄って感じだったかな。

かたや、本当に小さな店のオーナー。

かたや、大箱の雇われ店長。

規模や内容に違いはあるけど。

苦労する根本は一緒なところが多いんだよね。









なんてやりとりをしているところで、

「あ。なんか食べます?」

って聞かれたので。

「じゃあ、一番手のかからないパスタをくださいな。」

ってお願いをして。

出してくれたのがこれ。







牛すじの煮込みのスパゲティーニ
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一緒に白ワインも頂いた。

が、ワインの詳細は忘れました!

まあ、いつものことだから気にせず(笑)。






パスタはちょうどこんな味のものが食べたかったんだよね。

味はしっかりしてるけど、全体の印象はさっぱりしてる。







さくさくっと頂いて。

次の店へと向かうふゆひこなのでしたとさ。








 

急な休日のスタート@神田「カープ」

とある土曜日のこと。

もともと勤務予定だったんだけど、ひょんなことから休めることになった。







土曜日に休めるなんて本当に久しぶり。







とは言っても、前日の夜に決まった、あまりにも急な休み。

誰かとスケジュールを合わせるのも難しくて。

まあ、いつもどおり独り行動をすることになった。







昼飯をどこかに食べに行こうなんて思ってたんだけど。

思ったより疲れてたんだろうなあ。

ちょっと起き上がれず。

結構、良い時間になってしまった。







そこから何を食べに行くか考える。

ふと思いついたのが神田の「カープ」だった。

この店は昼時と晩飯時はかなりの混雑なんだけど。

通し営業だから、夕方早い時間とかにいくと全然空いているんだよね。







なんて言いながら、支度をしながらあれやこれやしていたら…………。
















もう、こんな時間じゃねーか(苦笑)。
















っていう時間だ。

まあ、独りだし、とりあえず行ってから考えればいーや、ってな感じで神田駅の北口へ。






てくてくと歩いて店の前に着くと、男性一人客が店の表で空席待ちしてる。

「うーん。おっさん二人が並んでるのも嫌だなあ。」

なんて、思ったので、近所をぶらぶらと歩いてみる。







このへんも結構歩いてるつもりだけど、改めて歩くといろんな店があるよね。

もちろん、新しく出来てる店なんかもあるんだろうけどさ。

とりあえず、あまりめぼしい店もなかったのでカープに戻ってみる。







どうやら、席が空いた様子なので、店内へ。

一番奥より少し手前の席が空いていたのでそこに腰掛けることに。

まずはビールを貰って。
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いつものやつをお願いする。







目の前ではたくさんのお好み焼きが順々に焼かれていく。

この店のカウンターの中の人達は、とても明るくて、でもぶっきらぼうなところもあって。

今日はいつにも増して漫才みたいなやり取りが多かったな。

周りのお客さんもかなり笑ってたくらいだからねえ。






そんなやり取りやら、となりのアベックの微妙な会話を聞いてるうちに運ばれてきたのがこれ。


そば入り イカ天 ねぎかけ
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基本は生地、キャベツ、もやし、昆布、かつお節、玉子、豚バラ。

ここに入れる麺が、やきそばかうどんかちゃんぽんで選べて。

後は、トッピングが何種類か選べるんだけど。

もう、ここ何年かはこの組み合わせ以外で頼んだことないな。






提供の時にソースはかかってるんだけど、さらにソースをたっぷりとかけて。

コテで少しずつ切り出して、直に口の中に放り込む。

ちょっと火傷しそうになる時もあるんだけど。

この食べ方の方が美味しい気がするんだよね。





パクパクと食べてると目の前の鉄板の熱気と相まって、めちゃくちゃ身体が暑くなってくる。

真冬だってのに汗だくだもん(笑)。








さ。

サクッと食べきって。

勘定をお願いすると。






お母ちゃんが

「◯◯円と◯◯円と◯◯円を足すといくらだっけ?」

ってこっちに聞いてきたのは笑ったけど(笑)。







とにもかくにも支払いをして、次の店へと向かうふゆひこなのでしたとさ。








本日の葉巻 : いや、まだ吸ってないよ(笑)








って。












よくよく考えたら、









これがこの日の朝飯だったってことじゃねーか!(苦笑)









 

オリジナルで飲めるのはいつまで?@銀座「BAR保志MONSREX(モンスレックス)」

1月も後半にさしかかろうかっていう、とある平日のこと。

この日は思った以上に仕事が少なくて。

どうしようかと思ったんだけど、結果的に部下に仕事を押し付けて早仕舞いすることにした。






確か21時過ぎだったかな?

起点は巣鴨ってことで方向性を考える。






最初、どうしてもJR移動しか考えてなかったんだけど。






「あ。三田線使えば日比谷が近いじゃんか。」






ってことに気づいたので、早速移動開始。









まあ、日比谷ってことなので銀座のどこかで飲もうかと思って。

うまく行けば飯も食べたいなあと思いながらコースを考えたんだけど。

そんなに時間的に余裕はなかったんだよね。

でも、一軒思いついてコリドー街の路地裏の店の前まで行ってみたんだけど。

すでに店じまいしてたんだよ(涙)。









これは、















「飯食ってないでゆっくり酒を飲め」














っていう神様の啓示だろう。

っていう、訳の分からないことを言いながら、途中のシガーバーで葉巻を一本調達して。







銀座8丁目を東に向かって移動しつつ、クイッと路地を曲がったところにあるのが
「BAR保志 Mons REX(モンスレックス)」だ。






オーナーバーテンダーの保志さんが独立してから早10年。

今や銀座の中だけでも、系列店が6店舗。

いつもどこに行くか悩んだんだけど。

その中でも一番の古株の一人のO君に会いに行くことにしたから、この店ってことで。






 店がギリギリ見えるくらいの距離になった時に一組のお客様の見送りをしているのが見えた。

とりあえず、満席ってことはなさそうだってことで安心して店に入ることにする。






対応してくれた女性スタッフに荷物を預けて座席を覗くと、先客は女性が1名だ。

カウンターの真ん中より少し手前よりに座ることにする。






スタッフが「一杯目いかがしますか?」と聞いてくれたんだけど。











しまった………………。












何を飲むか全然考えてなかった……………………(苦笑)。











というわけで、しばし考える。

 で、注文をして。

ドリンクが出てくる前にお通しで出してくれたのがこれ。


こづゆ
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オーナーの保志さんが会津の出身で。

そちらの方で正月に食べる料理らしいんだよね。

年明けて間もない頃にここの系列店に行くと出してくれることが多い。






さくっと食べて胃袋が温まったところで。

フレッシュフルーツトマトのレッドアイ
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フルーツトマトを2個かな?

潰したところにスパイスやら加えてボストンシェーカーでシェイクしたところにビールを注いで出来上がり。

とても贅沢なレッドアイだよ。

贅沢なのは承知してるんだけど。

どうしてもグビグビっと飲んじゃうよねえ?(笑)






で、手持ちの葉巻に火を点ける。
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この日はモンテ・クリストのNo2を。

もうちょっと煙量が多いと良かったかなあ。

ちょっと控えめな感じだった。






で。

このへんで、3組くらい立て続けにお客さんが入ってきたんだよね。

4名と2名と1名だったかな?






で、その中の1名が僕の隣に座ったんだけど。

まあ、変わった人だったなあ。

なんか分からないけれども、バーテンダーさんがなにかを聞いても全然違うことを答えてみたりとか。

2杯位で帰ったと思うんだけど。






マスター曰く

「まあ、路面店なんでいろんなお客さんがいらっしゃいます。」

だってさ。

よくよく考えたら、ここの系列の店で路面店ってここだけだもんね。






その後はフローズンダイキリ〜JFKと流して

セピア
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ここのオーナーの保志さんのオリジナルカクテルで、最近では頼む人も少ないらしい。

決して派手なところは無いんだけど。

とてもバランスが良いんだよね。






で、そこからしばらくこの店のオリジナルレシピのカクテルの話を。

カウンターの中の人でも知ってるものと知らないものがあったりして。

その中でも、使ってたリキュールが終売になっちゃったとかでオリジナルレシピではなくなってしまってるものなんかもあるんだよね。







そういう意味では、この日の締めの一杯も、そうなってしまいそうなカクテル。




ピュルテ
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ここのマスターO氏のオリジナルカクテルなんだけど。

ここに使われているカネラのリキュールが終売なんだとか。

それなりに買いだめはしてるらしいけど、きちんとしたレシピでいただけるのは、その在庫が残っている間っていうことになるね。

とても良いカクテルだから残念だけど。

こればっかりは、まあ仕方ないんだろうなあ。






なんていうところで、けっこう良い時間。

勘定をお願いして。

新橋駅に向かうふゆひこなのでしたとさ。






本日の葉巻 : MONTECRISTO No2




 

クリスマスイブの贅沢@恵比寿「BAR PANACEE(パナセ)」

話は少し前に戻る。

あれは忘れもしないクリスマスイブの日のこと。











……………………………。











いや、別に、ずっと待ってた女性が来なかったとか、ドラマティックな話があるわけじゃないんだけどさ(苦笑)。













まあ、とにかくいつもどおり通常勤務のふゆひこだったのだよ。

というか、クリスマスイブに和風のチェーン居酒屋にくるお客さんなんて少数派なので、忙しかった12月の中では数少ないまったり営業の晩だったんだよね。






で。

この日の営業前だったかなあ?

なんとはなしにフェイスブックを覗いていたら、恵比寿の「PANACEE(パナセ)」さんがクリスマスプレゼントなんて書き込みをしている。

もちろん本当にプレゼントって言う訳じゃないけど、シャンパーニュ、赤ワイン、貴腐ワインなんかをお得に出すってことらしい。






この時点では「ふーん」くらいで見てたんだけど。






営業が暇だったんだろうねえ。











「そうえいば、世間はクリスマスイブだよなあ。」











「明日もそんなに予約ないからそこまで早く出勤しなくても大丈夫だよなあ。」











「恵比寿で飲んで始発で帰ると何時に帰れるから、何時間は寝られるな………。」











って、仕事の時間が経つごとに行く気満々になっているふゆひこ(笑)。











仕事が終わって巣鴨駅。

家に帰るのとは逆方向の列車に乗り込むふゆひこの姿が(笑)。






恵比寿駅で降りて。

ちょっと小腹がすいてたんだけど。

よくよく考えたら 27時位には閉まる店なので、あんまり悠長にしてると飲める時間が短くなりすぎちゃう。






というわけで、恵比寿駅の東口からびっくり寿司の角を入ってひたすら真っすぐ歩く。

途中、以前は工事中だったSUBARUのビルが完成してて。

白いクリスマスツリーがぽつんと点灯してた。
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ちなみに。

この近辺はおしゃれっぽいカフェが何軒かあるんだけど。

どこもアベックでいっぱいだったことをここに記しておこう。












さ、しばらく歩いて店に到着。

入り口からこぼれてくる声がけっこう賑やかだ。



「意外と混んでるんだろうか?入れなかったら、どこに行こうか?」



なんて思いながらドアを開けて、クイッと壁の向こうを覗く。

店主のH氏と目があったので



ふ 「空いてる?」

H 「あ。はい。どうぞ。」




ということで、カウンター席にありついた。

いきなりシャンパーニュっていう気分ではなかったから、まずはジントニックを。
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で、僕と入れ替わりで女性2名連れが帰ったんだけど。

色々とあったらしくて、それについてああでもないこうでもないってくだらない話を。

まあ、業態は違うけど、同じサービス業同士って感じの会話だったね(笑)。






さ。

パルタガスのセリーD5に火を点けて。

ブカっと煙を燻らせたところで頂いたのこれ。






Bruno Paillard ne plus ultra 1999
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ま。僕はシャンパーニュもそんなに詳しいことはわからないけどさ。

信頼しているバーテンダーが敢えてイベントの日に開けてるものなんだから間違いないでしょ?(笑)

ってな感じでオーダー。






うん。

素直に美味しいシャンパーニュ。

甘さ、酸味、泡のきめ細やかさ、独特のねっとりした口当たり、ほんのり熟成っぽい香り。

全体のバランスが良いと思った。






これに併せていちご(あまおうだったかな?)を出していたので一緒に頂く。
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なんというか、クリスマスな感じだよ。

とはいえ、この店にはアベックは一組もいないけどね(笑)。






シャンパーニュを飲み干して。

なにか茶色いお酒(笑)を頂こうと思った。

今の自分がどんな味と香りが欲しいのかを自分自身に聞いてみる。

で、たしか、アイラのシングルモルトってリクエストしたんだっけな?

それに対して出してくたのがこれ。
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スリーリバースが引いてる(はず)のブナハーブン。

1987年蒸留の2014年瓶詰め。

27年熟成だからけっこう超熟なんだけど。

それでも、僕より全然年下なんだよねえ。

歳食ったもんだよねえ(苦笑)。




味わいは全体に丸い感じの中に、チョコレートとかナッツっぽい香ばしい感じ。

その中からほんのりピートっていう感じかな。






で。

締めの一杯は貴腐ワインにしようかと思ってたんだけど。

なんかもう一杯飲みたかったんだよね。

まあ、色々と考えたんだけど。

こういう時は王道オーダーにするに限るっていう感じで。

サイドカー
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しっかりブランデーの風味が出ている中に、柑橘の甘酸味がよい塩梅。

ちゃんと数えたことなんてないけど、人生の中で一番杯数を飲んでるショートカクテルってサイドカーかもしれないな。

上手に作ってくれる店じゃないと、とんでもないものが出てくるから頼める店は限られるけど。

大好きなカクテルの一つだね。







そして今日の締めの一杯はこれ。

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シャトー・ディケムの1999

詳細は聞かなかったから不明ですよ(笑)。

思ったほど甘さは感じなかったけど、蜜っぽい濃厚な感じは十分。

さらっとしてるんだけど、重量感もあるっていう感じだったな。

葉巻の最後のところに合わせるには最高だよ。







ってな感じで、クリスマスイブ、というか日付は変わってるからクリスマスにちょっと贅沢をしたのでしたとさ。







って。

店を出ても、まだ電車は走ってないから。

始発待ちに六本木へとむかうタクシーに乗るふゆひこなのでしたとさ。








本日の葉巻 : PARTAGAS SERIE D5



 

カレーの直後のラーメン@上野「DELHI(デリー)」〜神田「五ノ神水産」

とある日のこと。

この日は夕方の早めの時間に仕事が終わって。

ここ数日はカレーの気分だったから。

とりあえず、御徒町というか上野の「DELHI(デリー)」に向かった。





たしか、年明けて間もない週の前半だったかな?

その割には混んでるな、っていう印象の店内。

カウンターの一番手前側の席に座ることにした。







席について、ざくっとメニューを眺めたんだけど。

やっぱり、この店にくる目的は決まってるんだよね。

ただ、単品にするかセットにするか10秒位悩んで。

結果的にセットをお願いした。







先に生ビールが運ばれてきて。

ほどなく出てきたのがこれ。



タンドリーチキン
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ここのタンドリーチキンは、色はけっこう赤いんだけど。

でも、そんなに辛いっていうわけではなく。

むしろヨーグルトの方が主役かな?っていうくらいの味わい。

しっかり漬け込まれてやわらなくなった鶏もも肉が良い感じなんだけど。

ちょっと大きいから、食べるのに苦労するんだよね(笑)。






なんて思いながらチキンを食べていると運ばれてきたよ。




カシミールカレー
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やっぱりデリーに来たら、これを食べなきゃね♪

カウンターに備え付けのキューカンバー(きゅうり)とオニオンの漬物をたっぷり乗せて。

そこにルーを一気にかける。
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なんとなくだけど、ここのカレーはスプーンじゃなくてフォークで食べるのが好きなんだ。

さすがに手食いをする勇気はない(笑)。






うーん。

相変わらずのスパイシーさ。






日本語で表現すると「ものすごい辛い」カレーになると思うんだけど。

でも、ヒリヒリするような熱さはそんなにないんだよね。

その代わりというか、スパイスの香りと刺激が鮮烈っていう感じだ。

なので、食べてる時の印象はむしろ涼しいというかクールというか。

いや、もちろん、辛いんだけどさ(笑)。






なんて言いながらさくさくっと食べ終わって、勘定を済ませて店を後にした。












んで。

この日は、この後、神田で人と落ち合う予定だったんだよ。

なので神田駅に移動して、目当ての店に向かうふゆひこ。

途中、通った広島焼きの「カープ」に後ろ髪を引かれながらもまっすぐ店に向かう。











そして、その店の前についた時。

通りを挟んで向かいにある店が目に入った。

「鮮魚ラーメン 五ノ神水産」という店名だ。






確か、少し前に新スタイルのラーメン、なんていうインターネットの記事で紹介されてた店だよな……。

って思いながらとりあえず、携帯でググってみる。











ああ。

やっぱり、そうだ。

食べログもそこそこの点数をとっている店なんだね。








そして、手元の時計を見る。

待ち合わせまでは、まだ余裕がある。






問題なのは腹具合だ。

なにせ、さっきカレーを一人前平らげたばかり。

食いきれるか?

まあ、なんとかなるか。

こんな機会でもないと来ないだろうし。

ってな感じで店に入ってみた。







店内は、なんというか、カフェっぽい印象。

全体に白っぽい内装で、カウンターが真ん中にあって、右の奥にテーブルが2つくらいあるんだろうか?






まずは券売機で食券を買うようなので、券売機に向かった。

なにやら「鱈しぼり」と「鮭しぼり」というメニューがあった気がする。

それぞれラーメンとつけ麺が選べるんだったかな?

とりあえず、基本メニューと思われる「鱈しぼり」をお願いすることにした。






しばらく待っている間も店内には、かなり魚の匂いがしている。

「あんまり、よい匂いじゃないなあ………。」

この時点でそう感じていたんだよね。







で、だしてくれたのがこれ。

鱈しぼりラーメン
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さっそくスープから頂こうとすると。

「あっちちちちち」

スープの上にかなりの油が浮いている。

これが相当熱くて、火傷しそうになったよ。






なので、まずは麺を頂くことに。

ちょっと太めの麺はまあ普通に美味しい。






そして、今度こそスープを頂いてみる。

見た目はかなり濃厚な印象なんだけど、けっこうあっさりしてる。

食感はけっこうクリーミーな感じがあるかな。

そこに鱈というか魚の風味がたっぷりなんだけど。






正直、僕にとっては良い香りではなく、臭みに感じた。

魚をさばくときのヌメリや、エラのところを思い出す匂いがあるんだよね。

スープ全体の風味は悪くないけど、この匂いはダメだ。






チャーシューは鶏肉だと思うんだけど、この匂いのせいで何食べてるのか正直わからなくなる感じ。






そそくさっと食べきって。

店を後にしましたとさ。







まあ。

でも。

つけめんとかで魚粉を入れてる店が多いよね。

あれも、けっして魚の出汁じゃなくて魚の風味っていうか、そういう使い方だよね。

あれを美味しいって感じる人には美味しいのかな?って感じた。

僕自身は魚粉を使ってるものはすきじゃないから、やっぱり好みに合わないってことなんだろうなあ。







なんて思いながら、正面にある地下のビアパブへと消えるふゆひこなのでしたとさ。









 

二食続けての熟成牛@牛込「CARNEYA(カルネヤ)」

さて。

この記事の次の日のことである。

ふゆひこは牛込神楽坂の駅に降り立った。

本当は、もうちょっとゆったりとしたスケジュールで移動するはずが、前日になんか面倒くさい予約を差し込まれてしまったせいで、早朝から店に出向いて、掃除やら何やら終わらせてから移動を開始したんだよね。

しかも、そこそこの時間で戻らなければいけないという強行軍次第。






まあ、何はともあれ、大久保通りを新宿方面に向かって歩いて、牛込警察署を越えてすぐの左手にあるのが「ANTICA OSTERIA CARNEYA(アンティカ・オステリア・カルネヤ)」さんだ。






到着したのが13時30分くらいだったかな?

扉を開けると適度に混んでいる店内。

いつもどおりに手前側のカウンターに陣取らせていただく。






店長のT君が出迎えてくれたので

ふ 「あ。あけおめです。」

T 「あ。あ。おめでとうございます。そうですよね。まだ新年ですよね。」

ふ 「なんでい?年末年始、ちゃんと休みとったんでしょ?」

T 「そうなんですけどねえ。明けた実感が全然ないんですよ。」

なんていうくだらない会話からスタート。






まずはビールを頂いて。
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この日は、来るまでに食べたいものを決めておいたんだよね。






「熟成牛のビステッカをください。」






おお。

カルネヤさんでこんなに即決で注文したことがあったろうか?(いや、ない)







で、ビールを飲みながら前日の晩に西麻布のほうに伺った話をT君と。

彼は基本的にこちらの店を守るという立場のようで、西麻布の状況はあまり詳しくないらしく、逆に「どんなかんじでした?」なんて聞かれてみたりした(笑)。






で、しばらく話してんたんだけど。

T 「そういえば、ふゆひこさん。」

ふ 「んあ?」

T 「いまさら気づきましたけど、なんでまたたて続けに熟成牛なんですか?(笑)」

ふ 「ん?ああ。それはねえ。まあ、いいじゃないか(笑)。」

まあ、ようするに西麻布の熟成牛の記憶が鮮明なうちに、こっちと食べ比べてみたかったんだよね。






なんて話しているうちに前菜のサラダを頂いて。
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ほどなく出してくれたのがこれ。






熟成牛のビステッカ
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さっそく頂く。

そうえいば、ちゃんと単品の熟成牛のビステッカは久しぶりに食べた気がする。







あれ?






初めてじゃないよな?






もしかして、初めてかもしれない?







たくさん伺いすぎてて分からなくなっちゃったよ(苦笑)。











ま。とにかく頂こう。

うん。

美味しい。

表面のさくさく感は西麻布の方が好き。

でも、中身のふっくらな感じはこっちの方が好きだな。

比べてみると西麻布の方は水分が多いような気がした。






まあ、難しいのは、肉なんてものは一頭一頭違いがあるし、その一頭の中で同じ部位の中でも全然違ったりする。

ふたつとして同じ状態のものはないから、どこまでが肉質の違いで、どこからが調理法による違いかっていうのは厳密には知りようがない。

でも、僕が今まで食べ慣れてるのはこっちなんだなって認識した。











ってことは、あっちもこっちもお邪魔したいってことじゃねえか?(苦笑)











なんて思いながら食べてたら、あっという間になくなっちゃったよ。






本当はパスタとか行こうかと思ったんだけど、あんまり腹一杯にしたくない状況だったから。

ドルチェで我慢してやった(笑)。




ホワイトガトーショコラ
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どんなのが出てくるのかな?って思いながら頼んだんだけど。

表面にうすーくホワイトチョコ。

生地の中にもカカオバターとか使ってるのかな?

けっこうしっかりしたスポンジだったので、コーヒーと併せると良い感じだったな。







さ。

ぼちぼち予定の時間。






しかたがないので職場へと戻っていくふゆひこなのでしたとさ。






 

ドライエイジングビーフのステーキハウス@西麻布「CARNEYA SONOMAN'S(カルネヤサノマンズ)」

先日のこと。

久しぶりに六本木駅からタクシーに乗って移動開始。

向かったのは西麻布の交差点だから、歩いても構わない距離だったんだけど、ちょっと予約の時間に遅れちゃいそうだったんだよね。





そういえば、この日はやたらと消防車が動いてたな。

全部で9台くらいだったかな?

でも、特に大きな報道は見てないから、そんなに大きな火事ではなかったってことだろうか?






さて。

交差点を左に曲がってすぐのガソリンスタンドを越えたところで止めてもらう。

 そうすると、その目の前にあるのが
「CARNEYA SANOMAN'S(カルネヤサノマンズ)」さんだ。

牛込にある「肉イタリアン」な「CARNEYA(カルネヤ)」さんの姉妹店。

ドライエイジングビーフの生産者である「さの萬」さんと「カルネヤ」さんががっちりタッグを組んで出した新し店ということになるんだろうね。






12月の間はプレオープンで、年が明けてグランドオープンっていう感じで。

グランドオープン直後の訪問っていうタイミングだ。







店は、ほぼ路面店なんだけど、中1階って表記になってるんだっけな?

短い階段をあがると入り口の扉に着く。

扉を開けると目の前に4席のカウンター席と、その向こうに厨房があるのが見える。

正面に見えるのが、今回導入したっていうガスの肉窯なのかな?なんて思ってると、ホールスタッフが出迎えてくれたので、名前を告げてダイニングホールへと案内してもらう。







小ぢんまりとアットホームな感じのカルネヤさんと比べると、もっと「レストラン感」が強い内装かな。

赤と濃いブラウンが基調の中に白いテーブルクロスが映えてるね。







ちなみに、案内されている途中に見えたのがこの冷蔵庫。
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詳しくは聞かなかったけど、この中でも肉の熟成を進めてるのかな?









席に落ち着くとホールスタッフが飲み物のオーダーの確認に来てくれた。

「グラスのシャンパンや…………。」

ってところで、なんか違和感があるな、と思ったんだけど。

こっちの店は、NYスタイルのドライエイジングビーフのステーキハウスを狙ってるんだろうね。

だから、当然、スパークリングワインもスプマンテじゃなくてシャンパーニュ。

カルネヤさんっていうと、どうしてもイタリアンのイメージを引きずってるから、一瞬、違和感があった次第(笑)。










とりあえずグラスのシャンパーニュを頂いて。
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メニューを吟味し始める。







カルネヤさんでも見かけたメニューと、こちらで始めて見るメニューと。

あれやら、これやら、メニューの隅から隅まで見渡してみる。

後ろの方にランチメニューの記載もあって。

そこにあるカツサンドとかも、気になったんだよなあ(笑)。








で。

当然のように、なかなか注文が決まらず、シャンパーニュをお代わりして。

連れとああでもないこうでもないってやり取りをした結果がこちら。






短角牛のタルタル
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柔らかい赤身肉をたたいたものの表面を少しだけ炙ってくれている。

肉の旨味ももちろんなんだけど、味付けが絶妙なんだよね。

肉の風味を最大限持ち上げる感じっていうとなんとなく伝わるかな?

ケーパースが食感と香りのアクセントになる感じ。





NYスタイルのクラブケーキ
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これは初めて頂いた。

誤解を恐れずに表記すると、衣のついてないカニコロッケ(笑)。

たっぷりのカニの風味がぎゅっと凝縮してるね。

NYのステーキハウスだと定番の前菜ってことだけど、その理由はなんだろう?

ちょっと調べてみたんだけど分からなかったんだよね。

どこか、元祖の店とかがあるのかなあ?







この辺りで、オーナーシェフのTさんが挨拶に来てくれたので、軽く挨拶を。

「オープンだから大変でしょう?」って聞いたら

「余裕っすよ(笑)。」だってさ(笑)。






熟成牛のコンソメ
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これも初めて頂く。

ものすごーく穏やかな味わいのスープ。

野菜の甘さの中に肉の香りがほんのりっていう感じ。

具材は小さくカットした熟成牛だけなんだけど、野菜の旨味が主役って印象だったな。







ここで赤ワインをお願いする。

3種類くらい提案いただいた中でお願いしたのがこれ。
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細かいことはすべて忘れました(笑)。

まったり果実味っていう印象。






そして今日の主役はこれ。

DABのLボーンステーキ
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骨付きのまま熟成したLボーン肉。

マッシュポテトとクレソンを添えてくれた。


手元のお皿に取り分けたのがこの状態。
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うーん。きれいな焼き加減だね。

表面はサクッと焼けていて、中心はレア。

表面の香ばしい香りと、中の肉の香り、旨味、甘みとの対比が面白い。

レアなんだけどさっくりした食感の肉ってやっぱり面白い。

とても良い焼き加減。







で。

牛込のカルネヤさんは肉を炭火で焼くんだよね。

こちらのサノマンズさんはガスの窯で焼いているらしい。

今日、頂いたLボーンだけで判断すると、個人的には炭火の方が好みかな。

もちろん、ものすごく高いレベルでの比較なんだけど。

肉の中心への熱の入り方と、香りの立ち方が一番違いが出るのかなあ?

まあ、でも、このへんは、また何度もお邪魔して試してみたいところ。

(でも、実は違いが気になりすぎて次の日に牛込のカルネヤさんに伺ったのは内緒です)







締めの食事は

スパゲティ カチョエペペ

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チーズと黒胡椒のシンプルなパスタ。

シンプルなんだけど、味や香りは深いんだよね。





デザートにはピスタチオのパンナコッタ
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ここのパンナコッタは濃厚なんだよね。

ピスタチオ入りは初めて頂いたけど、とても美味しい。

最後はコーヒーと食後酒を頂いて〆。




うーん。

食べた。






グランドオープンしたばかりってことで、まだサービスとかはチグハグなところもあるし、メニューの構成なんかもお客さんの使い方を見ながら色々変わってくるんだろうなって思う。

そういう意味では、まだ発展途上の店だなって感じた。

肉の焼き方なんかも窯に慣れてきたら、もっと全然違うものになりそうな気もするし。

とりあえず、大の大人6人くらいでお邪魔して、あれもこれもっていう食べ方が楽しいのかなあ?なんて思ってみたりもした。






ま。

そんなところも含めて気になる店ができたってことで。

また、そのうちお邪魔します。







あ。

ランチも伺わねばね。

カツサンド食べたい(笑)。









 
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