ふゆひこがバーで飲んだりあれこれ食べたり

趣味は酒と葉巻きと音楽。食事は仕事なのか趣味なのかよく分からんおっさんふゆひこの食べ飲みの備忘録です。

2013年07月

3連休初日の築地の朝@築地場内「和食かとう」

とある日のこと。

ちょっとした事情があって、ふゆひこは築地に程近いホテルに宿泊してた。

窓から築地市場が見えるのが分かるかな?
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画面左手の真ん中のカーブしてる建物が築地の水産棟だよ。





で、次の日はチェックアウトの時間がゆっくりだったから。

早朝に場内に飯食いに行って、そこから二度寝しようっていう作戦に出た。





ただ、この日は世間的には3連休の初日の土曜日の朝。

多分、人気の寿司店はすごいことになってるんだろうなあ。

なんて思いながら支度をして。

ゆっくり歩いて築地に向かう。






いや、この日はこの時間からすでに暑くて。

さっさか歩いたら即座に汗だくになりそうな日だったんだよ。







でも、早朝だからかな?

なんか綺麗な雲がたくさん見られたよ。
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勝どき門を横目に見ながら海幸門に向かって歩いて行く。

この時間ですでに観光を終えたっぽい外国人とすれ違ったりする。





あれ?

今ってマグロのせりとか見学できるのかな?

それ以外のものを見てるのか?

一応、見学客は9時以降って建前になってなかったっけ?

ま、いっか(笑)。








で、築地に着いたのが5時くらいだったかな?

門を通って魚がし横丁の方に向かって歩いて行く。

実は築地の場内に入るのは一年ぶりくらいなんだけど。

その前にたくさん通ってたせいか、まったく懐かしい感はなかったな(笑)。







さて。

行列で有名な寿司大さんの近くに行くと………。
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おお。

すでにかなりの行列ができてるじゃないか。

ここから少し離れた区画にも行列ができてるんだよ。 

ちなみに、行列の後ろの方にいた店のおばちゃんに聞いたら、すでに3時間待ちくらいの状態らしい。





で、大和さんの店の前にもかなりの列ができていて。

こっちは通路にはみ出ちゃうから、これ以上並ばせないらしい。





まあ、予想通りの状況だったけど。

どうしようかなあ、なんて思いながら場内と場外をぶらぶら歩いてみた。

で、やっぱりそんなに並ぶのは嫌なので。

すぐに入れそうな店を選ぶことにした。






そういえば。

仕事で築地に来ている間に入ったことない店があった。

っていう感じでお邪魔したのが「和食かとう」だ。






店に入ると先客は馴染みさんと思われる一人客だけ。

適当な席に座ることにする。








と、店のお姉さんが壁の品書きを指さしながら

「こっちが定食メニューね。で、こっちが単品だよ。」

と教えてくれた。





「お茶でいいですか?」

と聞かれたので、メニューをさっと見渡して。

「あ。大瓶ください。」

というわけでビールをグビッと飲みながら品書きを見やる。
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うーん。

どれもこれも美味しそうだ。






で、土曜日限定で定食に追加料金で刺身3点盛りがつけられるらしい。

というわけで、その組み合わせで頼んだ。





先に刺身を出してくれるのが嬉しいね。
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まぐろの赤身、はまち、いか。

いかがねっとりで美味しい。

赤身もハマチも厚切りだけど美味いね。






で、刺身をアテにビールを飲んでいると出てきたよ。

イサキの塩焼き定食 

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画像だとわかりづらいけど、思ったより大きなイサキが出てきた。

さっそく頂く。



うん。

ふわふわの白身は程よく塩が効いてて美味いね。

味噌汁もシンプルで美味い。

ご飯はそんなでもないけど。

漬物がぬか漬けだったのが、なんか嬉しかったな。
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で、食べてる間には、馴染みらしい一人客だったり、観光客っぽい二人組だったり、飲んだ勢いで築地に来たっぽい四人組だったり。

色んなお客さんが入ってきた。

隣の寿司屋さんも最初はガラガラだったんだけど、途中から行列ができてたりして。

この店も僕が出る頃には表で待ってる人がいたしね。






で。

定食を食べながら「白身の刺身も食いたいなあ」って思ったんだよね。

品書きの中で白身を見たんだよ。

で。

一番美味しそうだったのが、やっぱりイサキだったんだよ。

焼きと被っちゃうからアレかな?と思ったんだけど。

頼んじゃった(笑)。




イサキの刺身

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かなーり大雑把に切った感じの刺身。

でも、これが良い感じ。

厚みのある刺身は口の中で舌でつぶせるくらいに柔らかい。

でも、脂っぽい訳じゃなくて。

でも、脂はしっかり乗ってて。

うーん。

うまく表現できないんだけどね(笑)。







さて。

腹もいっぱいになったし店も混んできた。

ってなところで勘定をお願いして。






優雅な二度寝のためにホテルへと戻るふゆひこでしたとさ。






いやあ。

しかし、帰り道は増々暑かったなあ………(苦笑)。








焼鳥を食べてバーに出戻り@神楽坂「BAR Jilet」~「酉玉(とりたま)」

とある日のこと。

とある友人と久しぶりに飯を食いに行くことになった。

リクエストを聞いたら、焼鳥だという。





そういえば、僕はあんまり焼鳥を食べに行くことってないんだよなあ。

どっちかっていうともつ焼きの方になっちゃうから。







なんて思いながら、ある一軒の店のことを思い出した。






以前、ちょっと気になったんだけどタイミングが合わなくて行けなかったんだよね。

というわけで、さっそく問い合わせを入れてみたところ、この日は入れるようだ。









店は神楽坂交差点にほど近い場所にある。

で、待ち合わせまでは少し時間があったので。


「かるく食前酒でも飲むか……」


ってことで裏路地を入っていって。

旭湯の前にある西洋アンティークな扉を開けると「BAR JILET(ジレ)」がある。






開店直後の時間だったこともあって、僕が最初の客だったようだ。

カウンターの真ん中辺りに座って、バーテンダーのO君に軽く挨拶を。

すると、いつも通り葉巻用の灰皿を出してくれたので。



ふ 「あ。これから飯食いにいくから、煙草は後でまた吸いに来るよ。」

O 「そうなんですか。お近くの店なんですか?」

ふ 「そうそう。酉玉って焼き鳥屋さん。」

O 「ああ。僕もたまに伺ってますよ。美味しいですよ。」



なんてやりとりをしながら一杯目になにを飲むか考える。

ちょっと湿度の高い日で。

いきなりショートカクテルって気分じゃなかったから。




ソルクバーノのテキーラベース
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テキーラとグレープフルーツジュースとトニックウォーター。

この組み合わせだと別のカクテル名があるのかもしれないけど、僕はそれを知らない。

なんていうか、リッチなグレープフルーツみたいな味になるのが面白いよね。

飲み込んだあとにテキーラがふわっと香ってくる感じ。






で、頂きながらここ数ヶ月のお互いの近況報告を。

ふ 「異動があってさ。明日から居酒屋勤務になるんだよね。」

O 「え?ほんとですか?御茶ノ水に伺えずじまいになっちゃいましたね。」

なんて感じでね。






そして二杯目。

ふ 「甘いシェリーってなんか置いてたっけ?」

O 「ペドロヒメネスがありますよ?」

ふ 「あ。じゃあ、それとジンを一対一でステアで。」

O 「はい。かしこまりました。」





実は、この前日に友人宅で飲んでる時にそんな飲み方の話をしていて頭に残ってたんだよね。
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さっそく頂く。

うん。

美味しい。

飲みくちはさらっとしている。

その中にペドロヒメネスの干しぶどうっぽい香りとジンの香りとお互いの酒の甘さと。

良い感じに酒が混ざりながら伸びている。







カクテルって、ただ酒と酒を混ぜれば良いんじゃないんだよね。

そのあとの手順、いや前準備も含めての工程によって味わいが全然変わるから。

たいてい包丁も火も使わないけど、立派に調理なんだなって思うよ。








さて。

このへんで待ち合わせの時間なので、グラスをくいっと傾けて店を後にする。







友人と合流して近況報告をしながら神楽坂を上がっていく。

けっこう上がって、神楽坂の交差点の少し手前くらいを裏路地に入ったところにあるのが「酉玉(とりたま)」さんだ。







狭い階段を下って入り口のドアの前に立つ。












ところが。













これが押しても引いても開かない。














というわけで横にスライドしたら開いた(笑)















中野の「BAR Sarto」とおなじく引き戸なんだね。

ちなみにSartoの場合、引き戸だと気づかずにドアを開けられずに帰っていく人がたまにいたりする。









さ、店内に入って予約をお願いしている旨を告げる。

前のお客さんがまだ残っていたようで少し待たされてから席に着いた。





店内は「こぢんまり」という表現までは狭くはなくて、思ったよりも広い。

大きくコの字を描いたカウンター席に結構狭い感覚で席が置かれている。




通されたのは店の奥側の席。

ここからだと焼き場が見えないんだよね。

ちょっと残念。






店内はなんというかおしゃれな雰囲気。

客層はほとんどがアベックで、一部女性二人連れっていう感じか。






さて。

まずはビールを頂いて乾杯。
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お通しは野菜スティックに味噌を添えたものと、大根の鬼おろしに玉子を落としたやつだ。

つまみながらメニューの吟味に入る。







この店は焼鳥専門店なんだけど。

焼肉で言えば希少部位のようなところを豊富に扱ってるんだよね。











そして。











品書きが達筆過ぎで読みづらい。











僕は飲食店のメニューブックが愛読書なんだけど、これは本当に読みづらい(苦笑)。








というわけで、串の内容を精査するのは諦めてセットで頼むことにした。







その前につまみを2品ほど。

とりわさ
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けっこう厚手に切られた胸肉の肉のたたき。

肉質は良いね。

美味しいんだけど。

ちょっとわさびが効きすぎてるかも。

くしゃみ出ちゃったもん(笑)。





鶏皮ポン酢
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これは、まあ、普通かな。

あまり印象に残ってないな。









さて、ここから串のセットなんだけど。









どれがなんだかほとんど覚えてない(笑)。










いや、ちゃんと一本一本説明してくれたんだよ。

でも、手元にメニューがない状態だと右の耳から左の耳に抜けちゃうっていうか。
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王道のネギマみたいのが出て来なかったのはそういうセットってことなんだろうか?

でも、どれも美味しく頂けたよ。




途中で酒を日本酒に切り替えて。
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酒もやっぱりメニューが読みづらい。

メニューにないものも沢山あるみたいだから、店員さんに好みで相談するほうが早いかもね。





ただ、この酒。

メニューで熱燗がオススメってあったから熱燗で頼んだつもりだったんだけど。

冷酒で出てきたんだよなあ(苦笑)。

ま、美味しかったから良いけど。






で、隣の人に出ていて気になった串を追加してみた。

ちょうちん
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玉子になる前の黄身の部分なのかな?

食べてみるととろっと濃厚な半熟卵っていう感じで美味い。

生卵が苦手っていう連れはダメだったみたいだけど(笑)。





で、そろそろ〆ようかっていうことで飯物を。

親子丼
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うん。

取り立ててどうってことはないけど、美味しい丼だった。

ちょっと味が強いかもしれないな。

もうちょっとさらっとしててもよいかも。






ちなみに、この間もカウンターのお客さんは随時入れ替わってる。

月曜日の21時過ぎだっていうのにすげえよなあ。






なんて思いながら勘定を済ませて。

神楽坂を下って。







え?







いや。








駅には向かわないよ。











だって食後の葉巻きと酒がまだだもん(笑)。










ということでJiletに出戻る。


O 「あ。おかえりなさい。焼鳥いかがでしたか?」

ふ 「ああ。美味しかったよ。席空いてる?」

O 「はい。そちらを抑えておきました。」



ってなことで、入り口に近い手前側の席に。






で、さっそく葉巻きを選ばせてもらったんだけど。










…………………なにを吸ったっけ?









たしかロミオのショートチャーチルか、モンテの3番だったような………。












忘れてしまった(苦笑)。











画像も残ってないし、ツイートもしてなかったらしい。




で、一杯目はサイドカー
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二杯目にはアラスカを頂く。
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この間、何を話したっけなあ。

この記事を書くまでにちょっと間が開いたから忘れてしまった。

まあ、忘れてしまうくらいだからいつものバカ話だったと思うんだけどさ。

こういうところのライブ感を出そうと思うと、行ったらすぐに記事書かないとダメだね。









はい。

すいません(笑)。











で、〆の一杯ばこれ。

ドランブイ
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80年代流通のものとのこと。

さっそく頂いてみると、かなりはっきりしたキャラクター。

甘さもしっかりしてるし、スパイスの感じも強く出ている。

もっと古いものになると渾然一体っていう感じがあるんだけど、こちらは全体が荒々しいというか。

でも、これはこれで美味しいね。







ってなところで時計を見たら良い時間。

勘定をお願いして。

駅へと向かうふゆひこでしたとさ。









本日の葉巻き : なんだっけなあ……(苦笑)。


海を見下ろしながらしらす丼@江ノ島「江之島亭」

とある土曜日のこと。

ふゆひこは江ノ島なんぞに出かけていた。

特に目的があるわけじゃなくて。

純粋に観光ってことで。

毎週、鎌倉に野菜の買い出しに来てる真面目なシェフたちとなんと違うことか(笑)。




 
まあ、6月の鎌倉ってことで。

鎌倉駅から乗った江ノ電の混みっぷりはちょっとビビったけど(笑)。

で、移動中にこの辺に済んでる友人にオススメの店をツイッターで聞いたりしてみたり。




でも、江ノ電の窓から海が見えるとやっぱり「おっ♪」ってなるね。
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さて、江ノ島駅で下車して。

そこからしばらく歩く。

なんか駅間近に良いイタリアンがあるってことだったんだけど、方向が違ったみたいで視界に入らなかった。






で、

「まあ、江ノ島ったらしらすだよなあ。」

なんて思いながら歩いて行く。

















もうしばらく歩く。
















って、江ノ島に渡る橋ってこんなに長かったか?
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いつも車でしか通ったことなかったからなあ。






とにもかくにも江ノ島に上陸(?)して。

ちょっと気になったしらす料理の店を覗いてみたんだけど。


「生しらす入荷ありません」


の札が表にかかっている。






ならば、ここで無理に食べる必要もないな。

ってな感じで島内観光にかかる。
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実は、真ん中のお宮(?)よりも上にあがるのは初めてだったんだよね。
途中、へばって有料のエスカレーターを使いつつ。

けっこう奥の方まで見たのかな。
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で、島のてっぺん辺りにいるときにけっこう腹が減ってきた。




かなり半端な時間だったし。

なんか適当に食べちゃおうかなって考え始めた時に目に入ったのが「江之島亭」だった。

どうやら少し待てば海を見渡す席で飯が食えそうな気配。

まあ、たまにはそういうのも良いかって感じで入ってみることにした。





店の入口には入客管理の端末があって。

「へえ、なんか半端にハイテクなんだねえ。」

なんて思いながら人数を入力して出力された紙を受け取って。

四方山話をしながら暫し待つことに。







すると店の奥の方から聞こえてきた声が





「生しらす終了でーす。」






ぁう(涙)。






まあ、観光地としては遅めの食事だから仕方ないか。

なんて思いながらもうしばらく待っていると番号を呼ばれた。






入り口のところで靴を脱いで、窓際(?)の座敷席へ。

とりあえず、蒸し暑い日だったから瓶ビールを頼んで。
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高いところから海を眺めながら喉を潤す。





さて。

じゃあ、落ち着いてメニューを眺めようか。









うーん。









なんか、今ひとつ決め手にかけるな。

まあ、江ノ島だからなあ、やっぱりシラス食べたほうが良いよなあ。

なんて考えた結果がこれ。



しらすつみれ
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ビールのつまみにと思って頼んだんだけど。

思いの外、出てくるのが遅かった(笑)。

まあ、ちゃんと(?)温かい状態で出てきたから当然なのかな。




さっそく食べてみると、思ったよりもふわっと柔らかい食感。

風味もふわっと白身魚の甘い感じで。

言われなければシラスっていう感じじゃないけど、なんか面白いなって思いながら食べてた。





アジのたたきとシラスの2色丼
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入荷があれば生しらすも選べるんだけど、売り切れてたので釜揚げしらすで。

でも、思ってたよりもアジのたたきが美味しかった。

しらすはまあ普通なんだけど(笑)。

でも、思いの外美味しく頂けたかな。






しらすかきあげ丼
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しらすのかき揚げの上にたっぷりの釜揚げしらす。

さっそく頂いてみる。




うーん。

しらすがたっぷりなのは悪くないんだけど。

かき揚げがかなりべちょっとしてるんだよね。

汁の味もなんか今ひとつピンとこない。




どっちかっていうと、こっちの丼の方が期待してたんだけど、ちょっと期待はずれだったな。




まあ、なにはともあれ満腹になった。

海を見下ろすってシチュエーションも堪能したしね。
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帰り道は店主に教えてもらったショートカットの道を使って。





まだまだ混み合ってる江ノ島神社への参道を駅へと向かって歩いて行くふゆひこでしたとさ。


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