ふゆひこがバーで飲んだりあれこれ食べたり

趣味は酒と葉巻きと音楽。食事は仕事なのか趣味なのかよく分からんおっさんふゆひこの食べ飲みの備忘録です。

2011年11月

電気街の中の老舗@秋葉原「丸五(まるご)」

とある日曜日のこと。

この日の午前中、ふゆひこは所謂「谷根千」と呼ばれるエリアに用事があった。




で、だいたい目処がたったのが11:30くらいのことで。


「ああ。昼飯、何をくおうかな……。」


なんて考え始めた。




が、この近辺で特に良い店の情報を持っていなかったので。

多少エリアを広げて考えてみることにした。

で。


 
「………あ。秋葉原が近いじゃん。」



ってな感じで思い浮かべたのが「丸五(まるご)」だ。



秋葉原にあるとんかつの老舗。

数年前に建物を改築してそれまでの外観の雰囲気はなくなってしまったけど。

でも、店内の雰囲気は変わってないかな?




店に着いたのがたしか12時少し過ぎ。

店内に入ると一階の席に通された。




まずは瓶ビールを注文する。
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で。

その瓶ビールと同時に注文しておいたのがこれ。



豚の角煮
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ここの角煮は美味しいから好きなんだけど、注文から出てくるまで少し時間がかかるんだよね。

なので、早めに頼んでおかないとその後のとんかつとかぶってしまったりする(笑)。



さっそく頂きます。

うーん、柔らかい。

文字通り箸でちぎれるくらいに煮込まれた豚バラ。

汁はみりんの甘さと醤油の風味が程よいバランスで。

一緒に煮られた椎茸がまた風味を加えてくれるんだよね。



なんて言ってたらあっというまになくなってしまった。

なので、突き出しに出してくれた昆布と椎茸を炊いたのと、卓上にあるらっきょをつまみにビールを呑む(笑)。
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そこからしばらくして運んできてくれたのがこれ。



ロースかつ定食
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とんかつにご飯、赤だし、漬物がついてくる。



主役は当然、このとんかつ!
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個人的にはやっぱりヒレよりもこのロースの脂の旨さを推したいんだよね。

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ぎゅっと歯ごたえのある赤身の部分と、ブチュッと溶け出してくる脂のコントラスト。

分厚いロースを低温でじっくり揚げてくれているからこその旨味。

けっこう厚みがあるんだけど、決して固くないのもポイントだよね。



で、意外と美味しいのがこのドレッシング。
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自家製だと思うんだけど、しっかりと玉ねぎが効いたヴィネグレットソース。

甘味旨味と酸味のバランスが良いんだよね。




当然のようにご飯のお替りを頂いて。

ソースや、醤油や塩やレモンで色々と味にバリエーションをつけながら頂いた。




いやあ、満足。

って、窓の外を見ると数組のお客さんが並んでる。



おお。危なかった。早めに動いてよかった。



なんて思いながら勘定を済ませて。

秋葉原駅へとむかうふゆひこでしたとさ。


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ふゆひこは今、こんなことをしています。


<平日のランチ>

「かいひこ(仮)」

六本木の平日のランチのみの限定営業。

築地で仕入れる魚介のパスタセット

http://r.tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13129406/



<月~土の夜>

「盆さいや」

恵比寿の貝と魚とミニ盆栽の店。

毎日、築地で仕入れる新鮮な貝や魚を頂きながら盆栽を愛でる店です。

http://r.tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13049929/

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早仕舞の日にさくっと@六本木「GOSHIKI(ごしき)」

とある日のこと。

たしか、11月の前半の祝日の日だよ。

この日は、祝日だけど夜の恵比寿「盆さいや」は通常営業してたんだけど…………




















恐ろしく暇だった!(涙)














おもわずカウンターで燗酒を煽る始末だよ(苦笑)。
PAP_0947




そんなわけで。

ラストオーダーの時間と同時に閉店作業が片付く。

まあ、飲食店やってるとこんな日もあるんだよね。




特に、僕が運営している「盆さいや」は入り口が分かりづらくて、通りすがりのお客さんがフラっと入ってくることはまず無いから。

7月にリニューアルオープンして。

皆に認知してもらうためにはまだまだ時間がかかるよね。

人づてに広がるしかないからさ。









話がそれた。







そんなわけで、終電まで少し時間があるっていう感じになった。

「さて、どうすっかな………。」

とは言っても潤沢に時間があるわけではない。

飲んでいられるのはいいところ30分強くらい。





とりあえず駅の方向に向かって歩きながら考えて。

日比谷線を恵比寿から六本木へと移動して下車。

向かった先は「GOSHIKI(ごしき)」だ。





階段を下って行くと先客が一組だったかな?

オーナーのF氏が僕に気づいて挨拶をしてくれる。



F 「あ。ふゆひこさんいらっしゃい。いやあ、今日は静かですよ。」

ふ 「ほんとですか。うちも今日はさっぱりでした。」



なんて感じのやりとりを。




で、まずはいつもどおりCOEDOビールの瑠璃(るり)を。
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いつもどおりラージサイズでいただく。

ふんわりと甘くて、ホップの香りがふわっと上がってくる。

とても柔らかいビールなんだよね。

「ビールは苦いから嫌い」っていう人に是非試してみてほしいなあ。





なんて飲みながらF氏と四方山話をしながら、料理のメニューが書かれている黒板をなんとなしに眺めてたんだけど。

一つの素材が目についた。




ふ 「ねえねえ。あの安納芋ってフリットにできる?」

F 「ああ。やってみましょうか?あ。でも、甘い感じが良かったら今日のかぼちゃもいいですよ。」

ふ 「あ。そうなの?じゃあ、両方適当に揚げて下さいな。」




ってな感じでお願いをする。

このくらいのタイミングで瑠璃が空になったので。

お願いしたのがこれ。

紅赤(べにあか)
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さつまいもを原料に使ったビール。

まあ、日本の酒税法だと厳密には発泡酒になっちゃうんだろうけど。

これは濃厚な味わいのなかにさつまいもの皮を思わせる香ばしさがあるのが特徴かな?

けっこう濃厚なので、これはレギュラーサイズで頂いた。




で、チビッと飲んでいる時に出てきたのがこれ。

安納芋と南瓜のフリット
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さっそく頂く。

南瓜はなんというか、南瓜だね(笑)。

ホクホクで甘くてネットリで。

フリットだと案外天ぷらに近い感じになるね。



意外だったのは安納芋。

あまり甘味が感じられなかった。

南瓜と対比したからかなあ。

食感は悪くなかったんだけど。

ちょっと肩透かしって感じになっちゃった。

期待が大きすぎたかな?(苦笑)





ってなところでビールもなくなって良い時間。

勘定をすませて。

六本木駅へと向かうふゆひこでしたとさ。



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ふゆひこは今、こんなことをしています。


<平日のランチ>

「かいひこ(仮)」

六本木の平日のランチのみの限定営業。

築地で仕入れる魚介のパスタセット

http://r.tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13129406/



<月~土の夜>

「盆さいや」

恵比寿の貝と魚とミニ盆栽の店。

毎日、築地で仕入れる新鮮な貝を頂きながら盆栽を愛でる店です。

http://r.tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13049929/

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やっぱり定番@築地場外「きつねや」

とある朝のこと。

この日は仕入れがすんなりと終わって。

「久しぶりに市場で飯食って行こうかな」

って気分だった。




いくつかの店を思い浮かべたんだけど。

結局、お邪魔したのは「きつねや」だった。







………………………誰だ?








「またかよ?」って言ってるのは?(苦笑)








まあ、なんというか定期的に食べたくなるんだよ。







というわけで、場外のもんぜき通りへ。

店頭で「煮込みとライスと漬物ね」といつものオーダー。



この日はちょっと荷物があったので、店先のカウンターではなくて、後ろの立ち食い席(?)を使わせてもらうことに。

料理と引換に代金を支払ってトレイを持って後ろに。

足元に荷物を置いて。



さて。

画像でも撮るかって感じで。

ホルモン煮込みとライスとおしんこ
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まあ、ちょっとした定食みたいなもんだよね。

ちなみにこの店、煮込みや肉豆腐はご飯か、アルコールと一緒じゃないと注文できないから要注意。




一番人気はホルモン丼なんだと思うだけど、これで頼むとけっこう汁だくにされちゃうんだよね。

なので、僕はこうやって別々に頼んで少しずつご飯の上に煮込みを乗せながら頂くのが好きなんだ。




煮込みは基本的にフワとホルモン。

肺と腸の部分だね。
PAP_0941

具材は他にはこんにゃくだけで。

あとは仕上げに刻んだネギが乗っている。

シンプルなメニューなんだけど。

味噌とホルモンの組合せが良いんだよね。

特にこの脂の部分がなんとも言えず。
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口の中に入れて噛んだ時にプチュンと溶け出す脂。

これとちょっと固めの白い飯が合わさると、なんとも言えないんだよねえ。




なんて言ってるうちにあっという間に食べ終わって。

トレイをお姉さんに返して。

築地駅へと向かうふゆひこでしたとさ。




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ふゆひこは今、こんなことをしています。


<平日のランチ>

「かいひこ(仮)」

六本木の平日のランチのみの限定営業。

築地で仕入れる魚介のパスタセット

http://r.tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13129406/



<月~土の夜>

「盆さいや」

恵比寿の貝と魚とミニ盆栽の店。

毎日、築地で仕入れる新鮮な貝を頂きながら盆栽を愛でる店です。

http://r.tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13049929/

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美味い白米を食べに@神谷町「大かまど飯 寅福(とらふく)」

とある日のこと。

ふゆひこは思い立ったのだ。



「美味い米が食いたい!」



とは言え、きちんと予約が必要な和食とかはなかなかアレなので、サクっと行けるところ。

というわけで、とある土曜日の昼間に降り立ったのが神谷町の駅だ。
PAP_0937

ということは?

当然向かったのは「大かまど飯 寅福(とらふく)」だ。



平日はビジネス街として賑わっているこの街は土曜日はゴーストタウンに近い状態になる。

まあ、反対側の出口は東京タワー観光のお客さんが多少はいると思うけど。

TV東京~ホテルオークラ辺りのエリアは本当に人がいないよね。




そんなエリアを通り抜けて城山ヒルズの中に。

2階に登って少し奥まった所に店はある。




店の入口に向かって歩いて行くと「新米」のポスターが掲示されている。

ますます楽しみってもんだよね。




この店は外壁がなくて通路に対して客席がオープンになっているので店の様子が見えるんだけど。

やはり先客は数組。

大行列ができている平日とは大違いだ。

というわけで、店内へ。





カウンター席に座ってメニューを眺める。

今回は珍しく一番手前の席に座ったから。

目の前に飯を炊くかまどが見えるよ。
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さ。目の前にある品書きを手に取る。
 
数種類あるランチメニューの中から一つを選んで注文を済ませて。

暫く待った頃に運ばれてきたのがこれ。



本日のフライ定食
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アジフライとコロッケだね。

そしてカウンターにあるおかずコーナーでおかずを取ってきて。
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さあ、いただきます。



まずは当然、ご飯から頂くわけですよ。
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うん。

やっぱり美味しい。

米の外側はパリッと硬くて。

でも、その部分を歯が破ると中はもちっと粘る。

炊けたご飯の香ばしい香りと、澱粉の甘さと。

これが白米だよなあっていう感じだよ。




なんて思ってたら。

ご飯が空になった(笑)。






ちなみに。








この時点でおかず系は何も食べていない(苦笑)。









というわけで、早速ご飯のお替りをいただく。

もちろん、大盛りでね。
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で、ここでようやくコロッケやアジフライに手をつける。

コロッケはまあ普通だね。

とりたててコメントするところはない。


アジフライは……ちょっとしんどいかな。

なんか嫌な脂と臭いを感じちゃった。



でもね。

良いんです。

ここはご飯さえ美味しく出してくれたらそれで不満は無いから。




というわけで、もう一度ご飯のお替りを貰って。

これもザクザクと食べ尽くして。




静かな神谷町の街を駅へとむかうふゆひこでしたとさ。




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ふゆひこは今、こんなことをしています。


<平日のランチ>

「かいひこ(仮)」

六本木の平日のランチのみの限定営業。

築地で仕入れる魚介のパスタセット

http://r.tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13129406/



<月~土の夜>

「盆さいや」

恵比寿の貝と魚とミニ盆栽の店。

毎日、築地で仕入れる新鮮な貝を頂きながら盆栽を愛でる店です。

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実は滑りこみだったの@茅場町「CORVIERA(コルヴィエラ)」

とある土曜日のこと。

この数日前から、この週の土曜日のランチはここにしようって決めてたんだ。

なんでだかは忘れちゃったけど。

今になってみれば虫の知らせだったのかもしれないね。





ってなわけで、日比谷線の茅場町駅で下車するふゆひこ。

そこから東京証券取引所の方向に向かって。

「こんな場所にレストランがあるのかしら?」ってな場所にあるのが「CORVIERA(コルヴィエラ)」だ。




大きなガラス窓から店内をチラッと見るとお客さんが数組。

テーブルに空きはありそうだし、最悪はお願いしてバーカウンターで食事させてもらおうと思いながら店内に入っていく。

これも大きなガラスの入口のドアを開けて店内に入る。





と、キッチンの中にいるM氏と目が合ったから手を振ってみた。



M  「おおっ!ふゆひこさんっ!いらっしゃい!!」

ふ 「へへへへへ。ちょっと時間が出来たので遊びにきました。」

M 「どうぞどうぞ。案内しますよ。」



という感じでテーブル席に座らせて頂いた。




で。

しばらく待っていると。

ちょっとまずいタイミングでお邪魔してしまったことに気づいた。

どうやら、先にいる3組がほぼ同時に入店してメニューが決まり始めた段階って感じだ。

というわけで、しばらくおとなしく待つことにした(笑)。

なにせ、ホールが一人キッチンが一人で回しているっぽいので、ここで急いでも仕方がない。





で、しばらくしてホールのスタッフがメニューを持ってきてくれたので。

ちらっと見渡してまずは生ビールを頂くことにした。
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レーベンブロイって久しぶりに飲んだけど。

なんか柔らかい感じで美味かった。

こんなに滑らかなビールだったっけなあ?

まあ、美味しいんだから問題ないんだけどさ(笑)。





その後。

いつもの通り、あーでもないこーでもないと悩み始める。

ビールが半分くらい減った所でオーダーを告げて。





すると間もなく運ばれてきたのがこれ。

オリーブのペースト
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ほんとはなんかもっとかっこいい名前がついてた気がするんだけど(笑)。

細かく刻まれたオリーブがオイルとアンチョビで和えられているのかな?



一掬いフォカッチャに乗せて頂くと………








こ、これは酒が進むぜっ!






塩の加減が抜群で。

そこにオリーブの風味がぐわっと広がる。

良い突き出しなんだけど。

すごい勢いでフォカッチャがなくなるぜ(笑)。

まあ、フォカッチャがなくなった後はペーストだけ食べてたけどさ(苦笑)。





なんて感じでペーストを食べていると運ばれてきた前菜がこれ。

フォアグラとピスタチオを練り込んだテリーヌ
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さっそく切り分けて一口頂くと。

まずはとても滑らかな食感に驚かされる。

その後、舌の上には濃厚な旨味が広がっていく。

素材同士がよくまとまっていて一体感がある。

香りも爽やかだね。




ここで酒を白ワインに切り替える。

たしか何やらリースリングの一本だったと思うけど詳細は忘れてしまった(苦笑)。
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リンゴ酸系の旨味のある酸味と、ほんのり樽熟させたような香りのある白。

昼下がりには良い一杯だったかな。





なんて思ってる頃に運ばれてきたのがこれ。

鶏軟骨と砂肝のタリオリーニ
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澄んだ色のソースはソースと言うよりはスープに近い印象。

鶏の脂の美味しさがすべて溶け出している。

これがタリオリーニに絡んでとても良いバランスで頂ける。

塩の効き方がまた絶妙なんだよね。
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白ワインとの組合せも絶妙だった。




この間、3組のオーダーがほぼ同時進行に加えて、後からもう一組。

多分、厨房はかなりの忙しさだったんだじゃないかな?

でも、そんなことを全く感じさせない丁寧なパスタだった。





そしてメインは魚介をチョイス。

魚介のグリル盛り合わせ
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えっと。

秋刀魚、ムール貝、白身魚、メカジキ、海老だね。

シンプルにグリルしてオリーブオイルと塩コショウという感じのシンプルな仕立て。

素材を活かそうっていう料理だ。



悪くないんだけど。

ソースとかが上手なシェフだから、肉の方がより楽しめたかもって、ちょっと思った。

まあ、これは僕のオーダーのせいだね。




そんなことを言いながらパクパクとあっという間に平らげて。

ワインも空になった。

ってタイミングで運ばれてきたドルチェがこれ。



バナナのタルト カシスのメレンゲ乗せ
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柿のジェラートが添えられている。

ジェラートは本当にふわっふわで。

まさしく柿と空気を混ぜ合わせたような仕立て。

味わいも甘すぎずで、柿の風味が残りまくっている。



タルトはどっしりとバナナのフィリング。

その上にのっているカシスのメレンゲはふわっと軽くて。

好対照の料理を一緒に頂く楽しさっていう感じだったね。




そして食後のエスプレッソ
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これには自家製というマシュマロが添えられていた。

マシュマロって本当に久しぶりに頂いた。

なんか柔らかいんだど、ざくっとした歯触りがあって。

これも美味しかったな。




このあたりで料理が一段落ついたM氏が厨房から出てきて、四方山話を。

ホールのスタッフのメニューの書き損じをいじったりとかね(笑)。




ってところで良い時間。

勘定をお願いして。

恵比寿の「盆さいや」へと向かうふゆひこでしたとさ。





…………って終わるところなんだけど。




このコルヴィエラさんが11月末で閉店するとの知らせをつい数日前に頂いた。

ランチはすでに営業を中止しているとのこと。

かなり急な感じだったので何かあったのかと思うけど、詳しい話は聞いていない。

残念ではあるけど、M氏が色々考えた上での選択だろうし。

ともあれ、その少し前にランチにお邪魔できたのは幸運だったと思うことにしよう。

できれば閉店前にディナーもおじゃましたいけど、ちょっと難しいかな………。


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ふゆひこは今、こんなことをしています。


<平日のランチ>

「かいひこ(仮)」

六本木の平日のランチのみの限定営業。

築地で仕入れる魚介のパスタセット

http://r.tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13129406/



<月~土の夜>

「盆さいや」

恵比寿の貝と魚とミニ盆栽の店。

毎日、築地で仕入れる新鮮な貝を頂きながら盆栽を愛でる店です。

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釣り猫ふたたび@広尾「AU CHAT QUI PECHE(オーシャキペシェ)」

先日の金曜日のこと。

ふゆひこはランチの「かいひこ(仮)」の営業をしながら、なんとなく「明日のランチはどこかに飯を食いに行こう」とか考えてたんだよね。

そんな時にぱっと思い浮かんだのが広尾の「AU CHAT QUI PECHE(オーシャキペシェ)」だ。

前回もお邪魔していて、その値段に驚いたんだよね。




というわけで、前回声をかけなかったら怒られたバーテンダーH氏に声をかけて(笑)。

土曜日の遅めの時間にお邪魔することにした。




店に到着したのが13:45くらいだったかな?

決して狭くない店内はかなりの埋まり方。

テーブル席はほぼ満席だったんじゃないかな?

ざっと見渡したところH氏は未着のようなので、カウンター席に座ることに。





と、男性のホールスタッフが声をかけてくれた。

店 「いらっしゃいませ。あ。お久しぶりですね。」

ふ 「ええ。なかなか顔を出せなくて。」

店 「店のほうはどうですか?」

ふ 「いやあ。なかなかしんどいですよ。」

店 「そうですか。あ。こちらメニューです。」

ふ 「とりあえず、シャンパーニュを下さいな。」




という訳で。

グラスのシャンパーニュ
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銘柄はチェックしてない(苦笑)。

割りと蜜っぽい甘さを感じる一杯だったかな。




で、頂きながらメニューを確認する。

「うーんと、こっちのコースを頂くことにして……。前菜とデセールと……。」

この店のランチはメニューが絞られているからそんなに悩む必要はないんだよね。

というわけで、スタッフを捕まえてオーダーを。




すると程なく出てきたのがこれ。

真鯛のエスカベッシュ
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真鯛よりも野菜の方が印象的な盛り付け。

さっぱりと酸味の効いたソースで和えられた野菜と鯛が食欲を呼び起こしてくれる感じだね。




ってエスカベッシュをつつきながらシャンパーニュを頂いていると、H氏が合流。

軽く挨拶をして。

H 「何頼んだんです?」

僕 「ああ。これとそれと……。」

H 「ほう。どうしよっかな……。」

とメニューを選びにかかるH氏。





そんなタイミングで前菜が運ばれてきた。

カリフラワーのヴルーテ ベーコンソースとカリフラワーのソテー添え
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まあ、カリフラワーの濃厚なポタージュって伝え方でイメージが伝わるかな?

ポタージュと言うよりはしっかりしたピュレってくらいの重たさで。

ベーコンソースもしっかりした感じ。

添えてくれたバゲットと併せるとシャンパーニュのお供にちょうど良い感じ。

最後はバゲットで拭うようにして綺麗にしちゃったよ(笑)。





その横でなにやらマニアックな質問をしてからマニアックな注文をしているH氏。

まあ、フレンチ好きな人だもんね(笑)。





で、四方山話をしながらシャンパーニュを楽しんでいると運ばれてきたのがこれ。

真鱈のロースト サフランソース
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ハラハラっと軽い真鱈の身もさることながら、添えてくれた茸と野菜が美味しかった。

ソースも重すぎず軽すぎず丁度よい感じで。

鱈の身と野菜とソースを色々なバランスで絡めながら。

最後に残ったソースはバゲットで拭って綺麗にしちゃったよ。




ここで白ワインに切り替えていて。

ワインを楽しんでいるとメインが運ばれてきた。




豚ホホ肉の赤ワイン煮込み
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箸でもちぎれるくらいに柔らかく煮こまれた頬肉と濃厚なソース。

手元の白ワインとの相性もそんなに悪くない。

ボイルした野菜と、南瓜のペーストを添えてくれている。

煮込みのソースがしっかりした風味なんだけど、後味はしつこくないんだよね。

だから白ワインでもそんなに違和感が無いんじゃないかな?

これもけっこうな勢いで食べ尽くしてしまったよ。




その間、H氏とは色々とレストラン話を。

よそのレストランの情報交換やら、店のあり方についての議論とか。

まあ、深刻にならないレベルの議論だけどね。





なんて話しているとデセールが運ばれてきた。

濃厚ミルクのクレームキャラメル オレンジ風味
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とりあえず。

ボリュームたっぷりだっ!(笑)

実際、ちょっとした市販のプリンよりも多いんじゃなかろうか?っていうボリュームだ。

そこにさらにベリーのジェラートが添えられている。

さっそく頂いてみると料理名の通り濃厚な味わい。

ちょっと固めでスプーンで掬うのに重さを感じるくらい。

これが口の中に入ると、ミルクとヴァニラの濃厚な味わい。

添えてくれたソースを絡めると逆にさっぱり頂けるのが面白かったね。




〆にはエスプレッソを頂きながら、プチフールを頂いて。
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いやあ、食べた。

これで五千円を切るんだから恐ろしいCPだ。

土曜日のランチとはいえ、テーブルがほとんど埋まってるのもよく分かる。

前回は、料理でちょっと気になった所があったけど、今回はそれもなかったし。

久々のフレンチに満足しながら会計をして。




広尾駅から恵比寿駅に移動する。

この時に、一旦H氏とは別れたんだけど。





恵比寿の「Le Lion(ル・リオン)」でばったり会った(笑)。

ちょっと時間があったからカフェカルヴァを楽しんでたんだよね。
PAP_0869

そしたら、後からH氏が来たっていう流れ。

なので、テラス席でしばし話をして。

ぼちぼち時間になったので切り上げて盆さいやの開店準備にむかうふゆひこでしたとさ。


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ふゆひこは今、こんなことをしています。


<平日のランチ>

「かいひこ(仮)」

六本木の平日のランチのみの限定営業。

築地で仕入れる魚介のパスタセット

http://r.tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13129406/



<月~土の夜>

「盆さいや」

恵比寿の貝と魚とミニ盆栽の店。

毎日、築地で仕入れる新鮮な貝を頂きながら盆栽を愛でる店です。

http://30min.jp/place/179889

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