ふゆひこがバーで飲んだりあれこれ食べたり

趣味は酒と葉巻きと音楽。食事は仕事なのか趣味なのかよく分からんおっさんふゆひこの食べ飲みの備忘録です。

2011年10月

仕事上がりにさくっと@恵比寿「Panacee(パナセ)」

とある日のこと。

この日は「盆さいや」の営業が比較的早く終わって。

ちょっとだけ時間が取れる感じだった。



多少、疲れを感じてたから早めに帰ろうかとも思ったんだけど。

やっぱり、せっかくだからチラッと飲みに行くことにした。



六本木に出ようかとも思ったんだけど。

なんとなく、ビールの気分じゃなかったから。

恵比寿駅のガードをくぐって反対側へ。

裏路地をしばらく歩いて、到着したのが「Panacee(パナセ)」だ。




店内に入ると先客が一名。

カウンターの奥に向かって歩いていると、店主のH氏がなにやら含み笑いをしている。

あとで聞いたところ、どうやら、その先客さんと「そろそろ同業者がふらっとくるんじゃ?」なんて話をしているところにタイミングドンズバで僕が登場したらしいw



とりあえず席について。



H 「何にしましょうか?」

ふ 「えっと。そうだな……。サイドカーを。」

H 「サイドカーでよいですか?」

ふ 「え?だめですか?(笑)」

H 「いえ。お作りします。」



ということでシェーカーを用意し調合を始めるH氏。

氷を入れてシェイクして。

出してくれたのがこれ。



サイドカー
PAP_0795

さっそく頂くと。

ブランデーがかなりどっしりと効いている。

その中にレモンの酸味がほんのりという感じの仕立て。

個人的に好きな傾向のサイドカーだ。




ベースにはヘネシーのプリビレッジを使っていたんだけど。

そこから、先客さんを含めてひとしきり盛り上がる。

プリビレッジとフィーヌシャンパーニュは何が違うんだ?とか。

サイドカーに使われることの多いブランデーって何だろうとかね。




そんな話をしているうちにサイドカーを飲み干してしまった。



H 「お次、どうしましょう?」

ふ 「そうだなあ。サイドカー繋がりでなにかコニャックを。」

H 「あれ?珍しいですね。てっきりモルトかと思いました。」

ふ 「僕だってブランデーも飲めるんですよ(笑)。」




ってなやりとりの後に出していただいたのがこれ。

ROI DES ROIS EXTRA
PAP_0794

まあ、たしかにコニャックと言うかブランデーを頂くのは久しぶりだ。

手のひらでグラスを包んで少し転がしてから口に含む。

ちょっと尖ったアルコール感を感じるけど、全体的には穏やかな甘さだ。

果糖っぽい甘さなんだけど、香りはそんなにフルーティじゃないっていう印象。




なんて、飲みながら時計を見ると結構な時間。

ちょっと慌て気味にブランデーを飲み干して勘定をお願いする。




店を出て。

酒の余韻に浸りながら恵比寿駅へと向かうふゆひこでしたとさ。

そういえば。
最近、葉巻をゆっくり吸えてないなあ……。



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ふゆひこは今、こんなことをしています。


<平日のランチ>

「かいひこ(仮)」

六本木の平日のランチのみの限定営業。

築地で仕入れる魚介のパスタセット

http://r.tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13129406/



<月~土の夜>

「盆さいや」

恵比寿の貝と魚とミニ盆栽の店。

毎日、築地で仕入れる新鮮な貝を頂きながら盆栽を愛でる店です。

http://30min.jp/place/179889

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限定ビールに釣られて@六本木「GOSHIKI(ごしき)」

先日のこと。

たしか月曜日だったかな?

この日の「盆さいや」は静かな入客の日で。

それも早い時間だけだったので、閉店時刻の23時とほぼ同時に店を閉めることができてしまった。



「ちらっと飲んでいくか……。」



ってな時に思い浮かんだのが、六本木の「GOSHIKI(ごしき)」だ。




実はこの数日前にもお邪魔してたんだけど。

その時に週明けから限定ビールを出すっていう話を聞いてたんだよね。



このタイミングで店が早仕舞い出来たってのもなにかの縁だろう。

ってな感じで日比谷線を六本木で下車して。

仕事上がりだったり、飲み終わりで帰ろうという人の流れと逆流して六本木の街へ。

芋洗坂をちょっと下った右手の地下に店はある。




階段を降りて店に入ると先客が2組くらいだったかな?

いつも通り、立ち飲みカウンターに陣取る。







が。








なかなか気付かれない(苦笑)。








ちょうど、スタッフが奥で作業をしていて、キッチンのN君が店内一人になったタイミング。

そして、N君が何かのログをつけるために下を向いていたんだよね。

そこに音もなく入っていったふゆひこ。

そりゃあ、気づかないよね(笑)。




面白いから、いつになったら気づくか待ってたんだけど。

N君よりも先に、スタッフルームから出てきたW君に気づかれた。



W 「おお。ふゆひこさん。いらっしゃいませ。」

N 「え?ああっ!いらっしゃいませ!声かけてくださいよ!」

ふ 「え?いや。ほら。忙しそうだったからさ(苦笑)」

W 「えっと。限定ビールでよいですね?」

ふ 「はいよ。それで。」




というわけで。

IPL
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INDIAN PALE LAGERってことらしい。

祭りの時にはそういった名称では売ってなかったと思うんだけど、さすがに祭りじゃない場面で「祭り限定ビール」はわかりづらいもんね?



さっそく頂くと、祭りの時に飲んだのとはかなり印象が違う。

プラスチックコップとグラスの違いと、提供温度の違いという2つの差だと思うんだけど。



どう表現したらいいかな?

祭りの時と比べてスルッと入ってくる感じだ。

甘さやホップの香りが液体の中に綺麗に収まってる感じっていうのかな?

前はもうちょっといろんな要素がバラバラな印象だったんだよね。

やっぱりビールを入れる器とか、温度って大事なんだねえ。




なんて思いながらビールを飲んでいると。

ちょっと小腹が空いていることを思い出した。




ぱっとカウンター上の黒板を眺めてみると「和栗のフリット」と大きく書かれている。

どんなものが気になったので注文を。

で、揚げ物を頼んだついでにフィッシュアンドチップスを。

ただ、そんなに腹が減ってはいなかったのでチップスを抜いてもらった。

ワガママですんません(苦笑)。



というわけで。

和栗のフリット
PAP_0802

十字に切れ込みの入った栗を揚げたって感じなのかな?

さっそく食べようと栗を持つと…………




あっちちちちちちち。




なかなかに熱いよ(苦笑)。




でも、これは箸とかナイフフォークで外すのは難しいから手でむくしかないよなあ。

なんて思いながら剥いた実を口の中に入れる。



へえ。

栗のイメージのホクホクというよりはサックリという表現が似合う食感だ。

割りと強めに塩が振られていて、栗の甘さを引き立てる感じだね。



そして。

フィッシュフライ(?)
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なんか間抜けな名前だな。

でも、しょうがないか(笑)。

こちらは、いつも通り美味しいね。

サクっと軽い衣の中からふわっと真鯛の白身が。




で。

ビールがちょっと足りなかったので。


「えっと。伽羅をレギュラーで。」


とお願いしたんだけど。












でかいのが出てきた。
PAP_0800

うおっ。

あんまり時間無いっつってんのに(苦笑)。

というわけで、こちらは定番の丸くてスムースな味わいのラガーをぐびぐびっと飲み干して。



勘定をすませて駅へと急ぐふゆひこでしたとさ。




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ふゆひこは今、こんなことをしています。


<平日のランチ>

「かいひこ(仮)」

平日のランチのみの限定営業。

築地の魚介のパスタセット

http://30min.jp/place/2143857



<月~土の夜>

「盆さいや」

築地の貝とミニ盆栽の店。

毎日、築地で仕入れる新鮮な貝を頂きながら盆栽を愛でる店です。

http://30min.jp/place/179889

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COEDOビール祭りからまさかの……@牛込柳町「CARNEYA(カルネヤ)」

さて。

「蕎麦きり さいとう」さんをお暇して。

ニューシャトルで大宮まで戻り、そこから一駅。
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さいたま新都心で下車したふゆひこ。

この日はさいたまスーパーアリーナ前の「けやき広場」でCOEDOビールのOKTOBER FESTが開催されていたのである。





駅の改札から歩いて行くと、大量のノボリが出ているのが分かる。

そして飲食と思われるブースが沢山並んでいる。
PAP_0723

とりあえず、周りを見渡して。

ビールを販売しているブースの方に向かって歩く。

売り子の中に見知った顔がいたので軽く挨拶をして。

とりあえず、この日の目玉ビールを頂くことにする。

祭ビール
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これまでCOEDOビールは5種類のラインナップだったんだよね。

で、イベントの時にそれぞれの無濾過が出されたりはしてたんだけど。

今回は、祭り専用のオリジナルビールが用意されていたのである。



さっそくいただいてみる。

うーん。

グレープフルーツを思わせる甘酸っぱさの後に、ホップの香りと苦味がガツンとくる。






悪くないんだけど。





なんというか。






COEDOビールっぽくない!(笑)






某神奈川とか、そっちにあるブルワリーが作りそうな感じの味わいだ。

まあ、後で聞いた話によるとCOEDOの醸造責任者がホップマニアなんだってね。

その趣味が強く出たビールということらしい。





さて、その後、馴染みのGOSHIKIの面々が出店しているブースへ顔を出す。
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今年も相変わらずフィッシュアンドチップスはオーダーに押され気味のようだ(苦笑)。

「COEDOを使って仕込んだカレーがすぐ出せますよ!」

ということで頂いたのだが。










こんなに盛りやがったよ!
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なみなみじゃんか。

こちとら、蕎麦を堪能してきたばかりだっていうのに(苦笑)。

ま、悔しいから食べきってやったけどさ。




うーん。

でも。

なんか普通のカレーライスっていう感じだったなあ。

ビールってカレーの風味の底上げにはなるけど、その特徴を出すのって難しいよね。






その後も紅赤を飲んだり。
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瑠璃を飲んだり。
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ツイッターで絡みのある友人たちと合流したり。
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で、ここからなんかムール貝を馬鹿みたいに食べたり。

ムール貝の汁が余ってるからって、どこからともなくフランスパンを調達してくる奴がいたり。

メンバーが連れてきた子供が大暴れだったり。

まあ、なんか祭りらしい雰囲気だったんだよ。




とは言っても19時に祭り自体がお開きに。

というところで、電車で新宿まで移動して。

そこでメンバーとも解散した。





普通ならさ。

ここで帰るんだよね?

きっと。








でもさ。









このブログの主はふゆひこなんだよ。








チラッと時計を見て。

「行ける!」

というわけで都営大江戸線で牛込柳町へ。




そうだよ。

「CARNEYA(カルネヤ)」さんだよ。

実は、この日はカルネヤさんの4周年の日。

昨年までのようにイベント営業はしなくなったようだけど、まあ、顔出せるなら出したいじゃん(笑)。

ってな感じで、21時くらいに到着したんだっけな?

先客はテーブルに4名一組と、立ち飲みカウンターにアベックが一組。

三連休の最後の日の夜ってこともあって、引きが早かったのかな?って雰囲気だった。





さて、まずはオーナーのT氏と、店長のT君にご挨拶。

で。

T 「飲み物どうしますか?」






………………………。







しまった。






さんざんっぱらビールを飲んだばっかりじゃないか?






でも。







まあ。








いっか(笑)。








というわけで。

生ビール
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ちびちびっと、普段なら有り得ないペースで飲み始めるふゆひこ。



そして。

T 「なに食います?」






…………………。







しまった。






昼から食いっぱなしじゃないか。







とは言っても。








そこはそれ。

お祝いの日なんだから。







ふ 「短角牛のカルネクルーダと、萬幻豚のモツとオリーブのフェトチーネをください!」







…………………。








馬鹿じゃねえの?俺?(苦笑)








その後、カウンターの先客と共通の知り合いが居ることがわかって、そんな話をしていると運ばれてきたのがこれ。

短角牛のカルネクルーダ
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この盛りつけ方は初めて見たかも。

軽く炙った赤身肉がケーパースとオイルなどなどでマリネされている。

さっそく頂くと、舌の上には赤身肉独特の甘さと旨さ、ほんの少しの心地よい酸味。

食感は柔らかくて、歯をほんの少しだけ押し返すくらい。

ぎゅっと噛むと切れると言うよりは、潰れていくって感じかな?

そこから香りと味が口の中いっぱいに拡がってくる。

腹が減ってはいなかったはずなんだけど。

あっという間に平らげてしまったよ(笑)。





すると奥でパスタを動かそうとしていたT氏から声がかかる

T 「ふゆひこさーん。パスタ、ハーフにしときます~?」

ふ 「え?あ。どれくらいボリュームあるの?」

T 「けっこうがっつりあるんですよ~。」

ふ 「そうなんだ。じゃあハーフで。」

ってな感じでやりとりを。



で、程無く運ばれてきたのがこれ。

萬幻豚のモツとオリーブのフェトチーネ
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たしかに。

これでヘタな店の一人前くらいあるわ(笑)。

「ちまちま作ってると意味分かんなくなってくるんですよね。」

とはオーナーシェフT氏の談だ(笑)。



さっそく頂く。

フェットチーネは手打ちなのかな?

かなり薄めで縮れが強い感じ。

この繊細なパスタにトマトクリームのソースが絡む。

そのソースの中には臭みのない柔らかいいろんな部位のモツが。

しっかりした食感のもの、とろけるように柔らかいもの。

甘味の強いもの、旨味系のもの。

色々な部位が口の中に入ってきて、なんか楽しいよ(笑)。





なんてスルスル食べてたら、あっという間になくなってしまった。

食後にエスプレッソとカルヴァドスを頂いたら、結構良い時間。
PAP_0713

改めて皆さんにお祝いを告げて。

大江戸線の駅へとむかうふゆひこでしたとさ。


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ふゆひこは今、こんなことをしています。


<平日のランチ>

「かいひこ(仮)」

平日のランチのみの限定営業。

築地の魚介のパスタセット

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<月~土の夜>

「盆さいや」

築地の貝とミニ盆栽の店。

毎日、築地で仕入れる新鮮な貝を頂きながら盆栽を愛でる店です。

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今度は電車でリベンジ!@伊奈中央「蕎麦きり さいとう」

とある祝日のこと。

ふゆひこは大宮駅にいた。

この日は午後にさいたま新都心に出かける用事があったので。

そのついでに、伊奈町にある「蕎麦きり さいとう」さんに伺おうと思ったんだ。


まあ、なんというか。

「今度こそ」っていう感じだよね(笑)。




大宮から「ニューシャトル」というモノレールのような乗り物にのって20分ほど。

伊奈中央駅で下車する。

この駅Suicaは使えるんだけど、自動改札ではないんだね。

一瞬、どうやって通るのかと思ってキョドっちゃったよ(苦笑)。




改札を出て、線路沿いをちょっと歩いてすぐに曲って。

そこから徒歩2分くらいかな。

そんなに歩かないかな?

って距離に店はある。

前回は気づかなかったけど本当に駅前って言える立地なんだね。





そして店に近づいていくと、すでに何台かの車が停まっている。

時刻は11時45分くらいだったかな?



「あれ?もしかして、すでに混んでるのか……?」



なんて思いながら扉を開けるとほぼ満席の店内だ。

一枚テーブルのカウンター(?)席はぽつぽつ空きがあるけど、こちらが2名なので上手く座れないという感じで。

ちょうどテーブル席の先客が席を立つところだったので、しばらく待たせてもらうことにする。

ほどなく片付けが終わって席に通してもらった。




さて。

ここからメニューを吟味。

前回は敢えて視界に入れないようにしていた酒の欄からチェックを入れていく。

天気も良くて、それなりに気温の高い日だったんだけど。

この日はビールに手が出なかった。








なぜなら。







来る途中のニューシャトルの車内が馬鹿みたいに寒かったから(苦笑)。







いや、ほんとに寒かったんだよ。

僕は普段から冗談で「弱冷房車があるんだから強冷房車があってもいいじゃない。」とか言ってるんだけど。

この車両は本当に寒かった。





というわけで最初っから日本酒で攻めることにして。

それにあわせてつまみをいただくことにした。

穴子の煮凝りが品切れとのことで残念。

それ以外で注文をすませて暫く待つことに。





まず運ばれてきたのがこちら。

ひこ孫の3年熟成 純米 熱燗
PAP_0733

この店のご主人は「まっとうな純米酒の燗酒は美味い!」という方なのでオススメに従って熱燗で頂く。

うん。

熟成酒特有の香ばしい香りと、米の甘さと。

冷えてた身体が暖まっていくのがわかる(笑)。



で、こいつをちびちび飲んでいると運ばれてきたのがこれ。

そば豆腐
PAP_0732

そば粉を葛で固めたものとのこと。

思ったよりもしっかりと固まったところを箸で割って。

蕎麦つゆとわさびで頂く。

歯がむにーっと入っていく感じで。

葛の甘さの後に蕎麦の香りが上がってくる感じ。

それをしっかりした蕎麦つゆが包んでくれる。



うん。

これは良い酒のアテだね(笑)。



穴子の天ぷら
PAP_0731

ご主人が毎日、市場に仕入れに出かける穴子。

自分の目で見て良いものが無いときは提供を諦めることもあるという拘りぶり。

さっそく天つゆにつけて頂く。

うーん。

さくっとした薄い衣のなかから、ムチッとしながらふわふわの柔らかい食感の穴子の身が。

身の甘味と、一種独特の香ばしさがあって。

本当に美味しいね。




ここで酒が空いてしまったので、次の一杯を頂くことに。

生もとのどぶ
PAP_0729

にごり酒なんだよね。

でも、甘いにごり酒ではないからお燗で美味しく頂ける。

ひこ孫が熟成による香ばしさが会ったのに対して、こちらは米の旨味がよくでている感じ。



いや、しかし。

身体が温まり過ぎてきた。

汗が止まらなくなってきたもん(苦笑)。




なんてなタイミングで出てきたのがこれ。

穴子の白焼き
PAP_0730

ふわっとした天ぷらに対して、こちらはぎゅっと凝縮した感じで。

ネットリ感がなくなってさくっとした食感に変わる。



ちなみに、この間にも続々とお客さんが入ってきている。

少し待ち時間がありながら、昼飯だけあって蕎麦だけで回転が早いお客さんが多いから、そんなに待ってないのかな?

まあ、そんな中ふゆひこ御一行は完全に昼酒モードなわけですが(苦笑)。




そして出てきたのがこちら。

そばがき
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いやあ、これ。

まずはその硬さと言うか粘度と言うか。

箸で千切ろうとすると、ネッチョリと切れるっていうか。

すごく粘るんだよね。

これを口の中に入れて噛みはじめると。

むにぃーっ、って感じで歯が入っていって。

その部分から強烈に蕎麦の香りが上がってくる。

舌の上にはほんのりと甘味があって。

口の中の粘膜と、鼻の粘膜が蕎麦でいっぱいな感じになったよ(笑)。




ここで酒もなくなって。

締めは当然これ。



十割せいろ
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今日は新潟のそば粉とのこと。

やや緑がかった蕎麦を一掬い。

半分位を蕎麦つゆにつけて、ずずずずずずっと啜り込む。

うーん。

蕎麦の香りとつゆの風味が口の中に広がる。
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前回も思ったけど、十割そばとは思えないくらいなめらかにつながっているんだよね。

でも、噛んだ時の食感は蕎麦そのものという感じで、少しザクっと感じる。

その噛んだところからも蕎麦の甘味と香りが出てくるんだよね。

よく「蕎麦は喉越し」とか「手繰るもんだから噛まずに飲み込むんだよ」なんて言ってるのを見るけど。

ここの蕎麦は噛んだほうが美味しいよ(笑)。

そして当然のように替えせいろをお願いして。

ねっとりと濃厚な蕎麦湯を楽しんでいると。
PAP_0725

どうやら蕎麦が売り切れてしまったらしい。

たしか13時にならないくらいの時間じゃなかったかな?

お客さん、ひっきりなしに入ってたもんね。



でも、たしかランチの営業は15時くらいまでのはず。

どうするのかな?と思っていたら。

蕎麦打ち場にご主人の姿が。

やおらそば粉を計り始めた。

どうやら追加で蕎麦を打つらしい。



この店のすごいところはここで。

本当に昼は昼、夜は夜に出す分しか蕎麦を打ってないんだよね。



で、もっとすごかったのが。

この後のタイミングでお客さんが一組入ってきたんだよね。

で、女性従業員が

「すいませんねえ。蕎麦が売り切れちゃいまして、今から打つので30分くらいお待ちいただければご提供できるんですが…。」

って説明すると。

そのお客さん、待っているではないか!



これで待ってくれるのって、本当にこの店の蕎麦が食べたいってことだよね。

すごいなあ。



なんて言う所で勘定をお願いして。

蕎麦を打つご主人に手を振りながら駅へと向かうふゆひこでしたとさ。

PAP_0724



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ふゆひこは今、こんなことをしています。


<平日のランチ>

「かいひこ(仮)」

平日のランチのみの限定営業。

築地の魚介のパスタセット

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都内ドライブの定番@浅草「菜苑(さいえん)」

とある日のこと。

ふゆひこは仕事の用事で都内を車で移動していた。

まあ、店から店へ物品を移動してたんだよね。




で、終わったのが20時くらいだったかな?

普段だったらこの時点で「何食おっかな?」ってなるんだけど。

割りと遅めの時間に家飯を食っていたのから、そんなに腹が減っていなかった。





なので、学生時代に走っていた懐かしい道なんかをちょっと流してみたりして。

ついでに晴海の客船ターミナルなんかに立ち寄ってみたりした。

たしか日曜日の21時くらいかな。
 
PAP_0621

もうちょっとアベックとかいるかと思ったら、ほとんど誰もいなかったな。
PAP_0625

しばし、レインボーブリッジやら東京タワーやらを眺めてちょっと考え事をしたりして。
PAP_0626

そんなことをしているうちに腹が減ってきた(笑)。





「さて、どこに行こう?」




とは言っても車で移動だから、まず酒の要素は除外する。

かつ、車を近くに止められるところ。




「…………いつものあそこか。」




ってな感じで車を走らせる。




国道6号線に入って言問通りを曲って。

少し行った所で裏道のコインパーキングに車を停めて。




お邪魔したのは浅草の「菜苑」だ。

都内からの帰り道の途中とコインパーキングが沢山あるって理由もあって、車の時にちょこちょこお邪魔しちゃうんだよね。




店内には二組の先客が。

カウンターの手前側と奥側にそれぞれいらっしゃるので、その間あたりに座ることにした。




先客のお会計でちょっとばたついてる感じだったので少し待って。

それから声をかけてオーダーを。




いつもなら純レバ丼か、カツ丼か。

あるいは純レバ単品+チャーハンかという感じになるんだけど。




今回、なんとなく目について頼んでみたのがこれ。

揚げ餃子
PAP_0618

うーん。

まあ、なんというか。

普通かな?

別になんの不満もなく食べられるけど、特筆するものもないって感じで。







でも。







それは。







もしかしたら。







ビールが手元にないからかもしれないけど(苦笑)。







そして、ほどなく出てきたのがこれ。


純レバ丼
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はい、定番ですよ。

っていうか。

これを食べに来たんですよ!(笑)
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ブツ切りの豚レバーが甘辛いタレで絡められたものがご飯の上に乗っていて。

その上にはたっぷりのネギがかかってる。

さっそく頂きます。
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うーん。美味い。

基本的には醤油と酒と砂糖の甘さなのかな?

口当たりは甘じょっぱくて、少し立ったくらいでピリッと辛さが出てくる。

そこに白米の甘さが絡むとちょうど良い感じのバランスなんだよね。

というわけで、ワシワシワシワシっとかっこんじゃうから。

あっという間になくなってしまった(涙)。





というところで勘定を済ませて。

車にむかうふゆひこでしたとさ。




そうそう。

なにか飲みものを買おうと思って立ち寄ったコンビニで見つけたのがこれ。
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サッポロウエシマコーヒーのガラナなんだけど。

浅草で買えるってことは全然北海道限定じゃないよね?

どういうことなんだろうね?(笑)


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ふゆひこは今、こんなことをしています。


<平日のランチ>

「かいひこ(仮)」

平日のランチのみの限定営業。

築地の魚介のパスタセット

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「盆さいや」

築地の貝とミニ盆栽の店。

毎日、築地で仕入れる新鮮な貝を頂きながら盆栽を愛でる店です。

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オープンおめでとう!@荻窪「荻窪たっぽ」

とある日のこと。

たしか日曜日のことだよ。

20時ころに荻窪の駅に降り立つふゆひこの姿が。







……………………。







この駅に蔓餃苑に訪れる以外の用事で降り立ったのはいつ以来だろうか?(苦笑)






とにかく。

この日の用事は餃子ではなかったのだ。





北口から大きな通りを阿佐ヶ谷の方向に少し下って。

線路を渡る少し手前を住宅街に入る。

さらに数ブロック奥に入ったところの角地にあるのが「荻窪たっぽ」である。





この店、銀座というかコリドー街にある「GINZA TAPPO」の二号店というか、そのオーナーシェフO氏が出した二店舗目という位置づけである。





全体に白い路面店の外にはお祝いの花が沢山飾られている。

店名は入り口の扉に小さく「荻窪たっぽ」とある。




さっそく中に入ると、店主のK嬢が出迎えてくれた。

この週の頭にオープンして初めての日曜日ということで落ち着いた店内だ。




K 「あ。いらっしゃーい。今日はゆったりしてましゅよー。」

ふ 「はははははは。あ。おめでとうございます。」

ってな感じでご挨拶を。





このK嬢、以前に一緒に飲んだことなどもあり、ツイッターでの交流もあるので、すっかり友人という感じの距離なんだよね。



まずは生ビールをお願いして。
PAP_0668

店主にも一杯、ご馳走して乾杯をする。

で。

お互いの近況報告のような話をしながら、改めて店内を見渡してみる。




基本的にはカウンターだけの立ち飲みのお店だ。

ただ、入り口にほどちかいL字になってる部分には折りたたみの椅子が置いてある。

そしてカウンターの中の店主用にも椅子がある。

たしか、K嬢は立ち仕事の経験はそんなにないはずだから慣れるまでは疲れるだろうなあ。




店内は白と木目を貴重としてほわんとした色使い。

飲み物のメニューが外壁にかかった黒板にかかれていたりする。




で、まだ食事を取っていなかったのでフードメニューを見せてもらった。

料理人のオーナーO氏が仕込んでおくイタリアン系のつまみと、K嬢がつくる家庭料理を共存させている感じなのかな。




で、その中から幾つかのメニューを頂いたんだけど。

詳細の記憶があまりない。






なぜなら。





このタイミングでオーナーのO氏が店にやってきたから(笑)。





改めてスプマンテを開けて乾杯をしたり、お互いの店の状況報告をしたり。

なんかO氏は駅前で軽く飲んできたらしく、えらくゴキゲンだったな。

まあ、自身は銀座の店を回しながらこっちの店舗の開店準備をしていたってことだから、とにかく店が開いたってことで精神的に楽になる時期だよね。






そんな中で頂いた料理が

海老のガーリック風味
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厚焼き玉子
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豚肉のパテ
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カポナータ
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帆立と何かのグラタン
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す、すんません。

そんなこんなので味やらメニュー名やら曖昧なんだよね(苦笑)。





その後、近所の方と思しきお客さんが何人か入ってきたりして。

22時30分を回った辺りで勘定をお願いした。

もはや、何が誰についてるのか分からない感じだけど。

けっこう安かったなあ。




基本的にドリンクもフードも一品500円がメインって感じで。

銀座の店舗とは違って、出かけてきてもらう店じゃなくて、近所の人に使って欲しいっていう狙いがわかりやすい店だなあって思った。





また、お客さんの反応とかで色々と変わってくるんだろうから。

しばらくしたら覗きに行ってみようかな。





なんて思いながら荻窪駅へとむかうふゆひこでしたとさ。




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ふゆひこは今、こんなことをしています。


<平日のランチ>

「かいひこ(仮)」

平日のランチのみの限定営業。

築地の魚介のパスタセット

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<月~土の夜>

「盆さいや」

築地の貝とミニ盆栽の店。

毎日、築地で仕入れる新鮮な貝を頂きながら盆栽を愛でる店です。

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