ふゆひこがバーで飲んだりあれこれ食べたり

趣味は酒と葉巻きと音楽。食事は仕事なのか趣味なのかよく分からんおっさんふゆひこの食べ飲みの備忘録です。

2008年09月

3年たったんだ

昨晩は久しぶりの新宿「WHISK(e)Y(ウイスキー)」へ。



カウンターに腰掛けて、何気なく目の前の黒板に目をやると「3周年」の文字が目に入る。

この店も3年。

ということは、僕が足の骨を折ってから3年ってことだよね。

実は、骨折して入院して。

退院した後に、最初にきた「BAR」はこの店だったんだよね。





まずはバスペールエールをパイントで注文して、のどを潤す。




と、目の前にはGLENLIVETのCELLAR COLECTIONのボトルが並んでいる。



僕 「どれがおすすめ?」

Y 「どれもそれなりにって感じですよ」

僕 「ふ?ん。じゃあ、これを」



ということで注文したのはこれ。

GLEMLIVET CELLAR COLECTION 1967
0bcab326.jpg


うん。素直に美味しいスペイサイドモルトって感じだね。

甘さと香りの余韻と、どこにも余計なものがないって感じかな。

でも印象的には優等生過ぎて、ちょっとつまらないって感じかな?





まあ、不良ならいいのかって、そういうものでもないから難しいんだけどね(笑)。




中野の和食

先日の晩飯は中野で「さくら亭」



たしか、ニ、三年前に一度チラッと伺って以来の訪問になると思う。



店内に入ると………。





こんなに明るい店だっけ?




なんか、以前はもっと照明とか暗い店だったような気がするんだけど…。





ちょうど、僕たちと入れ替えで席が空くような状況だったようで、ちょっと玄関口で待ってからカウンター席に通される。




とりあえずビールを注文してメニューを眺める。

決して値段が安くはないなあ、という印象。

第二力酒造あたりと同じような感じかな?




で、突き出しにはこの二品を出してくれる。


銀杏
6d59188a.jpg

ほくほく、もちもちで美味しい。

なす田楽
1aed62f7.jpg

ぱりぱりの皮が印象的。


で、面白いのが、突き出しのどちらもメニューに載っている品なんだよね。

味を見てもらって次回の注文につなげようって感じなのかな?



で、注文したのはこんな感じで。

かつおのたたき
51dc5395.jpg

まあ、普通にかつおのたたきだね。

ただ、結構量が多かった。

半分くらいで十分なんじゃないかな?


野菜のお浸しと焼きなす
59a7ed65.jpg

お浸しはごくごく普通だったなあ。

焼きナスはとろとろでうまい。


鯛のかぶと煮
c70762bc.jpg

これは大当たり。

プルプルのゼラチン質と、しっかり鯛の身の部分と。

どうしても無言で食べるところ探しちゃうのが難点だけどね(笑)。



で、〆にはこれ。


おにぎりと味噌汁
5588c2e0.jpg

うん。久しぶりにちゃんとした味噌汁を飲んだね。




意外と頼んでないつもりで、結構頼んでたよ。

腹いっぱいだったもんね。



ちなみに勘定は1万3千円くらい。



ちょっと高めな印象かな?

道玄坂の只中に

前々から名前は知ってたし、場所も知ってたし、さらに言えば、店の前も何度も通っていたんだけど、行かなかった店。

「パク森」

ようやく、行ってきましたよ。





夕方17:30くらいかな。

遅めの昼飯ってことで(苦笑)。





店内に入ると、本当に殺風景な感じで。

客席側はなんか、喫茶店風な感じなんだけど、キッチンがむき出しというかなんと言うか。

まあ、カレーライス屋に雰囲気なんか求めてないから良いんだけどさ(笑)。





で注文は当然のようにこれ。

パク森カレー
760fbdbc.jpg


ちょっと寄り過ぎでわかりづらいので、もう一枚。
dead6fc0.jpg


ドライカレーもカレーのルーも注文してから、フライパンと鍋で暖めなおし始めたね。

ピークの時間だと、また違うのかもしれないけど。




で、結論から言うと。



ドライカレーはおいしい。ってか割と好きな味なんだけど。



ルーの方が好みじゃないなあ。

なんていうか、半端に酸味が目立つ感じなんだよね。

でも、割と甘さがあってって感じで、ちょっとボケてる印象。




これで\900はちょっと高いかなあ。




まずいってわけじゃないんだけど、あまり次に足が向かないかな?

久々にゴッドファーザー

さて、先日の酒は新宿「Le Parran(ルパラン)」へ。

月曜日のかなり早めの時間。

にもかかわらず、カウンターが満席になるこの店って…。

まあ、休日と休日の谷間だから休みにしちゃってる人も多いのかもしれないけど。





まずはシャルトリューズの黄色をトニック割で頂く。

H 「今日はどうされますか?」

僕 「頂きます。ヒュミドールを見せてください。」

H 「あれ?珍しい。お持ちではないんですか?」

僕 「今日は切らしてるんですよ(笑)。」



なんて会話をしながら葉巻を物色。

結局、Romeo Y Julietta の Churchilサイズを。

1999年のやつかな?

僕の中野の飲み友達がひとりで10本くらい吸ってるらしいけど(笑)。




二杯目はサイドカーを頂く。

いつもどおりの味わい…。

でも、ちょっといつもよりさっぱりかな?





ほいで、三杯目に「なにかブランデーを」ということで薦めていただいたのが、カミュのバカラデキャンタ。

なんでも1980年代の流通とか。

頂いてみると「まさにコニャック」という味わい。

濃厚な香りに甘く芳醇な味わい。

ゆっくりと葉巻とともに頂く。





決して長時間いたわけではないけど、すごくゆっくり過ごせた。

これだけの酒を飲んだ後に飯を食いに行ってるとは誰も思うまい(苦笑)。





本日の葉巻 : ROMEO Y JULIETTA CHURCHIL 1999

微笑の貴公子

なんだか大袈裟なタイトルになってしまった。



先日のこと。

二度目となる横浜伊勢崎町「Noble(ノーブル)」へ。



今回はオープン直後、一組目の客として入店する。







「いらっしゃいませ。雨の中ありがとうございます」





相変わらず、丁寧なご挨拶を頂く。

前回も思ったんだけど、とても丁寧な節度ある接客をするんだけど、冷たいわけではなく、暖かさがあるんだよね。

いそうでいないタイプのバーテンダーだと思う。




一杯目は

「ジンフィズのイメージなんだけど、ジンフィズだとさっぱりしすぎなので、もう少し甘い感じのなにかを」

という、とんでもなく曖昧なオーダーをするふゆひこ。

これにたいして、OLD TOM GINを使ってトムコリンズを出してくださる。

おそらく自家製であろうシロップを入れて、かなり丸めの味わい。

イメージどおりって感じで、思わず口元が緩んでしまう。




このY氏

少なくとも僕の中では「カクテルの名手」のひとり。

前回の訪問で、その印象を持っていたけど、今回で確信に変わった感じだよね(笑)。




二杯目はジャックローズを。

最近、フレッシュを使って店で仕込んだシロップとか、フレッシュを使う店が増えてきている中で、普通にモナンのグレナデンシロップを使って処方する。

カルヴァドスはなにやら見たことのないもの。

創っているところを観てると「シロップが多いなあ」なあんて思ってたんだけど。

出されたジャックローズは、甘酸のバランスが絶妙。

飲み込んだ後にカルヴァドスがふわっと鼻に抜けてくる絶妙な一杯。





これを頂きながら葉巻を。

HOYO DE MONTREYのPETIT ROBUSTOを。




さて、葉巻を吸い始めたところでどっしり甘いものがほしくなったのでメリーウィドウを。

これはステアで作ってくれたんだけど、甘すぎずのできあがり。

甘いものと甘いものを掛け合わせてるのに、実際よりすっきり美味しくなってる気がする。




そして、〆の一杯はグラスホッパー。

これも奇をてらったことは何もしてないんだけど、すばらしくバランスが良い。

クリームのあわ立ち加減もすばらしい。



って、なんか絶賛しすぎかな?

決してふゆひこは、この店の回し者じゃないですよ。

ただ、この店のファンなだけだからね?(笑)



いやあ、でも。

このY氏、本当に常に口元に微笑を湛えてる。

実はちょっとしたご縁で仕事中でない表情も知ってるんだけど、それはまた別の顔なんだよね。

営業中の接客モードっていうのを確立してるんだろうなあ。



飛び石連休中の日曜日ということもあって、客は僕たち一組だけ。

大変、優雅な時間を過ごさせていただきました。







本日の葉巻:HOYO DE MONTREY PETIT ROBUSTO

う?ん。横浜って

さて、先日は横浜のどこぞの駅前(車移動だったからよくわからんw)の駅ビルというかなんというか。

その中の「とんぱた亭」というラーメン屋に。

同行していた上司が、だいぶ前に食べていたんだけど、その店がなくなってしまったとかっていうことで、こちらの店に来てみることになった。



野菜ラーメン
e55a2ecf.jpg

う?ん。

「野菜」っていうけど、ほとんど「もやし」じゃねえの?(苦笑


で、当然、飯も欠かさずに(笑)。
7f21c74d.jpg



う?ん。

なんだろう。

ここ、一年くらい横浜でラーメンを食べる機会がチョコチョコあるんだけど、基本的にこういう「甘い」スープの店が多いのかな?

何件か食べてみたけど、個人的に、このタイプのスープは好きじゃないなあ。

やっぱり僕の中でラーメンはすっきり醤油がベースなんだよね。




ってか、最近ラーメン食べてることが多いなあ。

体に悪そうだ(苦笑)。

久しぶりに五丁目

さて、昨晩の酒は新宿5丁目「GIN&IT(ジンアンドイット)」

なんか、久しぶりの訪問になる。

3連休だろうがなんだろうが、月曜日休みと言っていたので営業してるだろうと踏んで出かけたが、案の定あいていた(笑)。



一杯目のオーダーは



「何かロングでさっぱりで」



出た。

得意の丸投げ(苦笑)。




これに対してF氏が作ってくれたのが、ブルーベリーとミントのカクテル。

うん。

本当にさっぱりでおいしい。

ミントの香りがアクセントで効いている。




二杯目にはテキーラトニックを。




これを飲み干した時点で結構、いい気分になる。




なぜなら。




この二杯ともパイントグラスで提供されているから(笑)。




で、〆に「なにか甘いシングルモルトを」ってことで頂いたのがこれ。


OLD ELGIN 33年
565a236b.jpg

ゴードン&マクファイルの商品なんだけど、中身は不明らしい。

で、変わってるのが「HANKYU」、そう、阪急百貨店のプライベートラベルなんだよね。

うん。

甘くてまったりでおいしい。

飲み込んだ後の余韻がなんともいえず上品だった。





色々飲みながらバーの情報交換を。

池袋と浅草が気になるかな。

六本木も気になる店はあるけど。

というわけで、色々行ってみよう。







本日の葉巻 : なし

下町の味

さて、昨日は早めの晩飯を浅草にて。

以前にネットで見て気になっていた「あづま」という店。

目当ては「純レバ炒め」

なにやら絶賛されている記事が多いんだよね。





というわけで、浅草ROXに程近いアーケードの中を店に入る。





まあ、正直。

カウンターだけの汚いラーメン屋(失礼)。




店内に入ってメニューを見る。

おお。

あったあった「純レバ炒め」




でも、あれ?

もうひとつがみつからない。

あれ?





で、壁に貼ってあるメニューに目をやると…。





あった。





「あれ」




いや、冗談ではなくて、メニュー名が「あれ」なのだよ。

で、聞いても中身は教えてくれないらしく、頼んでみてのお楽しみらしい。




というわけで、まずはこの二品を頼む。




で、まず先に出てきたのがこいつ。




純レバ炒め
0633b139.jpg

豚のレバーに甘辛いたれがかかっている上にどっさりのネギ。

一口食べた瞬間に





「ご飯ください!」




だって。

このたれがどう考えても飯に会うんだもん(笑)。

3274a58f.jpg


で、もりもり食べる。

で、当然のようにビールもすすむ。



しばらくするとでてきたよ。




あれ
53a32c6c.jpg

これ、要するに鶏の唐揚げの甘酢あんかけだね。

酢豚の鶏バージョン(笑)。

これもおいしい。




で、食べ終わってみたら、純レバ炒めとあれのたれが結構皿に残っている。

というわけで。




「チャーハンください!」(苦笑)




で、程なく出てくるチャーハン
ae0c72a9.jpg

ごく普通のチャーハンやね(笑)。

で、これに残ったたれを絡めながら食べる。




うん!

予想通りうまい!!(笑)




ワシワシワシワシっと掻きこんで、勘定をお願いする。



四千円ちょっと。



安いわ(笑)。



浅草来たときにはまた来よう。



でも、夕方からしかやってないんだよな………。

久しぶりにまったり

さて、世間は3連休の初日。

22:00を回って人影もまばらな銀座の街へ。

目的地はここ「DOLPHY(ドルフィ)」



なんだか、久しぶりの訪問になってしまった。



店内に入ると3名の先客が。



なんだか蒸し暑かったので、席について汗をぬぐっていると。






「かしこまりました」





とヒュミドールが目の前に(苦笑)。




僕 「なんか今、これ吸っとけってのあります?」

T 「そうですねえ」



と言いながらヒュミドールを下げるT氏(笑)。



取り出したのはMONTECRISTの箱。




T 「中身はパルタガスなんですけど(笑)」

僕 「へ、そうなの?(笑)」

T 「このバーニッシュの2000年は吸い頃かと」

僕 「へえ。いい色ですね。じゃ、それを」




えっと。




まだ酒頼んでないぞ(苦笑)。




T 「あ。お酒どうしますか?」

僕 「順番が逆じゃね?(笑)」

T 「まあ、いいじゃないですか(笑)」

僕 「(笑)じゃあ、何かフルーツでさっぱりで」




で、出てきたのが巨峰とシャンパーニュのカクテル。

うん。

葡萄のカクテルだね(笑)。




チャームにはまったりなチーズを出してくれる。





五口くらいでこのカクテルを飲み干してしまう。





二杯目に頂いたのは貴腐ワインとジンのカクテルを。

色々、くだらない話をしながらおいしく頂く。




3杯目、少し悩んで。

僕 「う?ん。ジンとリキュールでショートカクテルを」

T 「う?ん。超濃厚なグリーンアラスカにしましょうか?」




で、造ってくれたのが50年代のSTOCKジンとオールドのシャルトリューズVEP緑を使ったグリーンアラスカ。

これが、甘くて丸くて度数をまったく感じさせない一杯。

ジンとシャルトリューズがそれぞれのいいところを引き出している感じ。




結構、度数があるはずなんだけどね。

クイッと飲んでしまう。




〆の一杯は「なにか粕取りを」とのリクエストにたいして、マールを出してくれる。

提供前に念入りに味見するT氏。

なんでも、ずーっと開かなくて、最近ようやく飲み頃になったらしい。

頂いてみると、なかなかの味わい。

でも、ほっといたらあと2段くらい味が開きそう。




本当は、もう一杯くらい行きたかったんだけど、タイムアウト。

泣く泣く店を後にしましたとさ。





本日の葉巻 : PARTAGAS VANISH


ちょっと懐かしい

さて、昨日の昼飯は恵比寿「香月(かづき)」



そういえば、前の職場でラーメン担当してる人間が、ここの味を研究しに何度も足を運んでいたなあなんて思いながら、実は僕は初めて中に入ってみたりする。



さて、メニューを眺めてみると、醤油やら塩やらが基本メニューでそこにトッピングをしていくというスタイルらしい。

ただ、基本のラーメンが800円とそこそこいい値段なので、あれこれと乗せていくと、あっという間に1,200円くらいの高級ラーメンになってしまう。



というわけで、今回は醤油のトッピングなしで注文してみる。



醤油ラーメン
e0071f19.jpg


この丼がでかいんだ。

まあ、なみなみ入ってるわけではないから量は普通だと思うけど、結構な存在感。

食べてみると、見た目の割りにあっさり。

結構シンプルな中華そば系のスープに脂が浮いてるっていうイメージかな?

割とバランスは良い感じ。

太麺もモチモチしててうまい。




で、実は気になって頼んでしまったのが、これ。

鉄鍋餃子
1ae58292.jpg


う?ん。

とりたててコメントなし、かな?(笑)




スープは結構、後を引く感じで、かなりの量を飲んでしまったよ。

もうちょっと安ければいいなあ、ってのが正直なところかな。
記事検索
月別アーカイブ
カテゴリ別アーカイブ
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ